Selected Cover Songs 2021
feature #079

Selected Cover Songs 2021

今年もやります、「2021年に聴いたカヴァーで1番好きな曲」。eyeshadowが敬愛する62名の選曲家がリリース年月不問でチョイスした、多様性たっぷりのカヴァーソングをご紹介。ぜひ覧ください!

22 Dec. 2021

1TA
Selected Cover Songs 2021 #01

1TA

Bim One Production
Title

Heartbreak Anniversary

Artist
Tarrus Riley
Original
Giveon – Heartbreak Anniversary

今年はこれ一択。Tarrusのボーカル、《Xterminetor》のFatis Burrelの息子さんKareem Burrelのプロダクション。レゲエは心の底からたまらんわぁ〜、となる極上カバーラヴァーズソングです。
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Profile

Bim One Production/Riddim Chango/BS0。レゲエ/ダブを軸に世界中に点在する〈リズム〉を有機的に結合していくオリジネーターDJ。また、「Bim One Production」のプロデュース兼レーベル《Riddim Chango》主宰の一人でもあり、ベース・カルチャー発信集団「BS0」のメンバーでもある。2003年頃から数々のMix CDやトラック提供、リミックスなど作品を残し、2010年から2012年までロンドンに長期滞在を決行。これまでにロンドン随一のトロピカル・ベース・パーティ「Arriba la Cumbia」でのレギュラー出演や、バルセロナの老舗ビッグ・クラブApollo2の人気パーティ「Rumba Club」で日本人初のゲストDJとして招かれた。2011年にはヨーロッパ最高峰といわれるレゲエフェス「Rototom Regaae Fes」にDJとして出演、2012年3月に行われたUK滞在集大成となるヨーロッパツアーも各都市で大成功を収めた。現在「Bim One」名義を中心に数多くの音源作品をリリース中。
bim-one.net
Riddim Chango Records
Our Covers #003 1TA
スペシャル / ダブプレート座談会

ジョンとポール
Selected Cover Songs 2021 #02

ジョンとポール

宅録ミュージシャン
Title

Human Nature

Artist
Miles Davis
Original
Michael Jackson – Human Nature

今年の前半はチャーリー・パーカーに深く傾倒した、ということは同時に最初期のマイルスを聴きまくったという事にもなる。ドキュメンタリー映画も鑑賞し、全く興味が向かなかった80年代にも触れてみた。なるほど感慨深いものがある。収録アルバムのタイトル「You’re Under Arrest」の意味を調べると「逮捕しちゃうぞ」・・・ネット翻訳も進化中である。

Profile

桑沢デザイン研究所卒。広島県呉市在中。弾き語りを軸にしたパフォーマンスと、様々な思い付きがそれぞれの形になった9枚のアルバム(2006年『1秒=百万年』より『パレルガ・ウント・パラリポーメナ』まで)を発表。2020年アナログ7インチEP『ONGAKU / GOD SAVE THE MEN』を古川麦編曲により誠光社よりリリース。現在、誠光社HPにて『いいなアメリカ~ジョンとポールが歌うランディ・ニューマン』を連載中。
いいなアメリカ~ジョンとポールが歌うランディ・ニューマン
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Our Covers #036 ジョンとポール

heavenless 2100
Selected Cover Songs 2021 #03

heavenless 2100

妄想カセット製作 / Vinyl偏愛家
Title

Be Thankful for What You Got

Artist
The Space Lady
Original
William DeVaughn – Be Thankful for What You Got

数あるウィリアム・デヴォーンのカバーの中でもローファイかつオブスキュア度ではダントツ。今まで聴いてきたレコードに感謝しつつ。
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Profile

長崎県在住。カセットを製作しては手渡す活動をしています。Massive AttackのイリーガルなRemix音源やDub Mix を集めDJ MixしたTapeがMushroom本人に渡ったことはこの数年1番の出来事。
2021年8月。コロナ禍に聴いているレコード特集Free Zine『I am Obsessed with…Vol.10』+Mix CD 『流れる響き2020~20201(Definitive Edition)』91部を盛岡《BookNerd》、 東京《StillPark》《Pianola Records》、岐阜《cafe&bar Aldo》、名古屋《File Under Record》、大阪《Newtone Records》、滋賀《Hora Audio》へ配布。
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Our Covers #070 heavenless 2100

大石始
Selected Cover Songs 2021 #04

大石始

ライター
Title

イムジン河

Artist
Lang Lee
Original
ザ・フォーク・クルセダーズ – イムジン河

MVとして発表されて話題になったのが2018年、7インチとして正式にリリースされたのが2021年の夏。コロナの感染者が一気に爆発し、一番苦しかった時期に改めてイ・ランのこのカヴァーに触れ、ぼろっぼろに泣かされてしまった。「断絶」という言葉がひときわ重みを持って私たちの生活に迫ってきた2021年の夏、彼女の声と言葉には幾度となく救われた。

Profile

文筆家。主な著作に「盆踊りの戦後史」(筑摩書房)、「奥東京人に会いに行く」(晶文社)、「ニッポンのマツリズム」(アルテスパブリッシング)、「ニッポン大音頭時代」(河出書房新社)など。現在の連載は雑誌「東京人」の「まちの記憶、音の風景」。
Our Covers #001 大石始

寺尾ブッタ
Selected Cover Songs 2021 #05

寺尾ブッタ

BIG ROMANTIC ENTERTAINMENT代表
Title

You’ll See

Artist
DSPS
Original
Tizzy Bac – You’ll See

台湾のインディバンドDSPSが同じく台湾の超人気バンドTizzy Bacの大名曲をカバーしました。実は今年はバンドとしては目立った新曲がなかったDSPSですが、このカヴァー録音の公開はそれを補ってあまりあるほどに秀逸でした。台湾のバンドは一般的に、しばらく活動してしばらく休むというサイクルを繰り返すので(本当です)来年の活動に期待大です!

※寺尾ブッタさんからのお知らせ
DSPSですが、今年デビュー5周年ということで、デビューEPのリミックステープをリリースしました。日本からEVISBEATS、台湾からLayton Wu、香港から金巴利道路真理生命を迎えた三者三様の素晴らしいリミックスが聴けます。是非! 詳細はこちら

Profile

BIG ROMANTIC ENTERTAINMENT代表。東京青山、台北のライヴハウス〈月見ル君想フ〉を運営し、日中台間のライヴの企画・サポートのほか、音楽レーベル《BIG ROMANTIC RECORDS》を運営し、日本、台湾でのプロモーター業、WEBサイト上でアジアの音楽・文化情報を発信。 2020年7月には下北沢にオープンした《大浪漫商店》は、レーベルグッズの展示販売の他に、台湾ソウルフード「魯肉飯」専門スタンドとして営業。台湾のインディーズカルチャーを最新の衣食酒と共に紹介している。
BIG ROMANTIC ENTERTAINMENT(大浪漫娛樂集團)
Our Covers #061 寺尾ブッタ

Kent Mizushima
Selected Cover Songs 2021 #06

Kent Mizushima

to’morrow music / records
Title

claws

Artist
Hovvdy
Original
Charli XCX – claws

テキサスはオースティン拠点に活動中のCharlie Martin / Will Taylorによるデュオ、Hovvdyが2020年の大晦日にリリースしたカヴァーEPの収録曲の中にCharli XCXの「claws」が入っていたことには驚かされた。原曲はプロデュースをハイパーポップの流行らせた100 gecsのDylan Bradyを担当した曲で、《PC Music》のファンとかに向けた電子サウンドが特徴的なエレクトロなポップソングだからだ。Hovvdyとは全く別のジャンルの楽曲をどうカヴァーしてくるのかと気になり再生ボタンを押したら見事にHovvdyらしいエモーショナルでメランコリックなアレンジに仕上がっていて感激した。特に後ろの方から聞こえるコーラスが最高。Hovvdyのオリジナル曲と比べると少しだけアップテンポなところも新鮮でした。《Bandcamp》にてNYPでDLできるので、気になる方はチェックし てみてください!

Profile

音楽イベント「to’morrow / 明日フェス」の主催や洋楽専門のディストロ「to’morrow records」など自身のプロジェクトを中心にインタビューアー、イベント制作者などとしても活動。〈to’morrow music〉という肩書で Tokyo / LAのダブル拠点で日本の音楽シーンに向けて様々な形で毎日発信中。
Twitter
Instaram
to’morrow records
Our Covers #062 Kent Mizushima

板垣正信
Selected Cover Songs 2021 #07

板垣正信

Nat Records代表
Title

Sweeter Than the Day Before

Artist
Winstones
Original
The Valentinos – Sweeter Than the Day Before

今年はイベントやライブも少なく、頭にすぐパッと浮かぶカバーが少なかった気がします。そんな中、10月にDJで京都へ同行したWinstonesがカバーしたThe Valentinosのカバー。ホントはGeorgie Fameカバーが良いんだけど何か選んだThe Valentinosのカバーは毎回印象に残るので。あと、2021年後半に相当レアな驚きのカバーのPunkのレコードを入手したのですが、まだ内緒ですw

Profile

新宿で営業を続けるレコード店Nat Records店長。渋谷Caveや新宿Wire (旧ミロス・ガレージ) で行われていた “1977” のレギュラーDJやこちらも新宿Wireで90年代末〜2000年代まで続いた人気イベント “Rotar Are Go!” でもレギュラーDJとして活躍。4作リリースされているDJ Mix CDシリーズの『Cemetry GatesVol.1 // Vol.2 // Vol.3』は全て完売、監修+執筆の《リットーミュージック》より2014年に出版されたディスク・ガイド『70s パンク・レコード図鑑 : Underground Punk Rock Vinyl Archives 1976 – 1985』は国内外で話題となり、現在は宇川直宏氏主催による Dommune (ドミューン) では「Killed By Dommune」というタイトルで計5回DJプレイ。新たなDJ Mix CDシリーズ『Underground Punk Rock Vinyl Archives 1976 – 1985 Vol.1』は発売1週間で完売。
NAT RECORDS
Our Covers #037 板垣正信

Gakuji “CHABE” Matsuda
Selected Cover Songs 2021 #08

Gakuji “CHABE” Matsuda

LEARNERS / kit gallery
Title

いさかいのあとに

Artist
ジャポニカソングサンバンチ
Original
東てる美 – いさかいのあとに

東てる美の1976の名曲をメロウなラヴァーズでカヴァー! ユニゾン女性ヴォーカルもスティール・パンとホーンアレンジも最高なアンサンブルで気持ち良すぎな名カヴァーです。

Profile

松田“CHABE”岳二(まつだ “ちゃーべ” がくじ)v 1970年、広島県生まれ。ソロ・プロジェクトのCUBISMO GRAFICO、バンド・スタイルのCUBISMO GRAFICO FIVE、キーボーディスト・堀江博久とのユニット、ニール&イライザ、DJ、リミキサーとして活躍中。また、FRONTIER BACKYARD、LOW IQ 01のライブバンドMASTERLOW等のサポートも務める。2001年には、映画『ウォーターボーイズ』の音楽を手掛け、第25回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。
2010年からは原宿でkit galleryを主宰する傍ら、2015年の夏からは紗羅マリーとのバンドLEARNERSで活発に活動中。同時に様々なアーティストに楽曲を提供している。
kit gallery
LEARNERS
Our Covers #066 Gakuji “CHABE” Matsuda

The Anticipation Illicit Tsuboi
Selected Cover Songs 2021 #09

The Anticipation Illicit Tsuboi

Producer / Engineer
Title

Brazilian Rhyme

Artist
CIRCUS
Original
Earth, Wind & Fire – Brazilian Rhyme

どんなジャンルでもフォークロレと民族性のあるメロディーサウンドを奏でるユニークさを誇る南米ボリビアのレコード収集に明けくれること20数年、プログレからパンク、メタル、アイドルグループまで掘り下げた慣れの果てがこのグループ。全世界で革命が起きた1977年ドナサマー「I Feel Love」以降、こりゃヤバいと急いで他国の流行を取り入れてはことごとく失敗する面白さは群を抜いており、その中でもこちらはスレスレの出来(笑)

Profile

Producer / Engineer。国内屈指のロック、ヒップホップ系サウンド・エンジニア、サウンド・クリエイターとして活躍するかたわら、ECDやキエるマキュウのステージにて観客をアジったりターンテーブルを破壊したり火をつけたり、度の過ぎたヴァイナル愛によってレア盤を割ってしまったりと、異様なまでの存在感を見せつけるライヴDJとしても有名。
長年に渡ってアンダーグラウンドからオーバーグラウンド、表方から裏方まで多面的に活躍を続ける、国内屈指のレコード・コレクターにして、日本のヒップホップにおける人間国宝のひとり。
Our Covers #007 The Anticipation Illicit Tsuboi

Gakudai Satellite
Selected Cover Songs 2021 #10

Gakudai Satellite

中古レコード&CDショップ
Title

Trying to Live My Life Without You

Artist
Alex Chilton
Original
Otis Clay – Trying to Live My Life Without You

1999年に行われたチャリティ・ライヴが今年初登場。ハイ・リズムがバックを務めリラックスしたカヴァー・アルバムとなっています。

Profile

東京学芸大学にあるいわゆる「街レコ」です。レコードブームの恩恵をあんまり受けていませんがなんとかやっております。
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岡部修三
Selected Cover Songs 2021 #11

岡部修三

建築家
Title

竹田の子守唄

Artist
EKD
Original
京都民謡 – 竹田の子守唄

2021年に入ってすぐの頃、旧友EKDがSNSに弾き語りをアップしているのを偶然聴いた。10年くらい前にライブで聴いたことがあったので馴染みの曲ではあったのだが、どうしても気になって、運転中の車を停め、何度となくリピートした。頭から離れないそのリズムに、伝誦されてきた唄の強さを考えるようになった。うまく言えないけど、僕が音楽から学んだこと、音楽を好きな理由を思い出した。

※eyeshadowからのお知らせ
愛媛県砥部町で採れる良質な砥石「伊予砥」や「砥部焼」の可能性、プロジェクトに込めた想いとこれからについて、砥部焼「Sculpture No.1」のデザインを担当した井口弘史さんと岡部さんが対談しています。ぜひご覧ください。
Sculpture No.1をめぐる話 w/ Hiroshi Iguchi

Profile

2005年慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 環境デザインプログラム 修士課程修了。
2004年よりupsetters architects 主宰。「新しい時代のための環境」を目指して、建築的な思考に基づく環境デザインと、ビジョンと事業性の両立のためのストラテジデザインを行う。
2014年よりブランド構築に特化したLED enterprise 代表、グローバル戦略のためのアメリカ法人 New York Design Lab. 代表を兼任。JCDデザイン賞金賞、グッドデザイン賞、iFデザイン賞など、国内外での受賞歴多数。著書に「upsetters architects 2004-2014,15,16,17」(2018年、upsetters inc.)、共著に「ゼロ年代11人のデザイン作法」(2012年、六耀社)、「アーキテクトプラス“設計周辺”を巻き込む」(2019年、ユウブックス) がある。
upsetters.jp
Our Covers #005 岡部修三

Trance Farmers
Selected Cover Songs 2021 #12

Trance Farmers

Singer
Title

Released

Artist
Sun Araw
Original
Bob Dylan – I Shall Be Released

この長年の友人でありブラザーでもあるキャメロン(サン・アロウ)が、バンドがソロになった時にボブ・ディランの「I Shall Be Released」を見事にカバーしてくれました。これはオールドウェスト、カウボーイをテーマにした、彼のちょっとした秘密裏のブレークスルー(そして陽気な)フューチャーアルバム『Saddle of the Increate』からのもので、とてもおすすめです👌
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hey yay. this long time friend & brother cameron, Sun Araw did this beaut cover of “I Shall Be Released” written by Bob Dylan for the Band when they went solo. this is from his kindof, under-the radar breakthru (and hilarious) old west, cowboy-themed, future album “Saddle of the Increate,” highly recommended👌

Profile

Trance Farmers – chicken wire soul singer.

汗とガソリンとボングの香り漂うローファイ・シンガー。2014年、美しく歪んだバラードからロカビリーまで詰まったデビュー・アルバム『Dixie Crystals』を《Leaving Records》よりリリース。
bandcamp
SoundCloud
Leaving Records
Our Covers #054 Trance Farmers

Chris Campbell
Selected Cover Songs 2021 #13

Chris Campbell

Pinoy Grooves
Title

Be a Part of Me

Artist
Paolo Garcia with vocals by Radha Cuadrado
Original
Hotdog with Boy Katindig – Be a Part of Me

この曲は、80年代初頭に《Hotdog》からリリースされました。スティービー・ワンダー、パトリース・ラッシェン、モーリス・ホワイト、ウォーなどへの憧れをアップテンポなオリジナル英語曲に込め、偉大なジャズ・ピアニスト、ボーイ・カティンディグをジャムに招いてさらにパワーアップさせました。『Muling Kagat』は、《Hotdog》のDennis Garciaの人生と音楽を、彼の息子Paolo Garciaが愛情を込めてまとめ、アレンジしたものです。
Album (Bandcamp)
Track (Bandcamp)
Original (YouTube)

Originally released by Hotdog in the early 80s when just about every other OPM tune was syrupy & senti & predictable. Hotdog went with the counterflow and channelled their admiration for Stevie Wonder, Patrice Rushen, Maurice White and War into an uptempo original English tune and gave it even more wallop by inviting the great Jazz pianist Boy Katindig to jam with them. Muling Kagat celebrates the life and music of Hotdog’s Dennis Garcia lovingly put together and arranged by his son Paolo Garcia.

Profile

フィリピンの音楽遺産を深く掘り下げるウェブサイト&レーベル《Pinoy Grooves (ピノイ・グルーヴス)》。主催者のChris Campbellは、《Worldwide FM》「Sonrisita’s Artform Radio」、《NTSラジオ》「Vex Ruffin’s Manila Times」、《Manila Community Radio》、《UNKNWN Manila podcast》、《SOASラジオ》の「Madera Verde」、《Totally Wired Radio》などにゲスト出演しているほか、《Soho Radio》の「Mono Loco Mixtape & The Night Jazz Flight」にもレギュラーで出演中。
Pinoy Grooves
Instagram
YouTube
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Mixcloud
Twitter
Chris Campbell (Pinoy Grooves) Interview
eyeshadow × Pinoy Grooves Covers Mix

Jolan Lewis
Selected Cover Songs 2021 #14

Jolan Lewis

The Foetals
Title

The Caves of Altamira

Artist
Perri
Original
Steely Dan – The Caves of Altamira

批判されるかもしれませんが、このカヴァーはスティーリー・ダンよりもダンの良さが出ていると思います。「The Caves of Altamira」には『Royal Scam』の他の曲のようなシュレッド・ブルース・ギターはありませんが、ダークなバリトン・ホーンが入っていますし、私が言いたいのは、ハイハットが大きすぎるということです。Perriのバージョンは少しソフトになっていて、本当にスレンダーなギターと、サックス・ソロの代わりにキラー・シンセサウンドが、そしてサックスソロも追加されいます。オリジナルはまだ9.5点だけど、これは10点だね。

I’m gonna catch heat for this, but I think this cover does the Dan better than the Dan. I’ve always leaned more towards Becker and Fagen’s smoother, jazzier side rather than their rockin’ side, and while ‘Caves…’ doesn’t have the shred-blues guitar that some of the other tracks on Royal Scam have, it does have those dark baritone horns and – I’m just gonna say it – the hi hat is too loud. The Perri version softens things out a bit, has some really slinky guitar and replaces the sax solo with a killer synth. Then adds in a sax solo too just to be sure. The original is still a 9.5, but this is a 10.

Profile

Jolan Lewis makes records under his own name and as The Foetals, as well as playing guitar and keyboards for Aldous RH, Drugdealer, Sean Nicholas Savage and Francis Lung and occasionally hosting the Attic Demonstration show on NTS Radio, focused on outsider, private press and lo-fi music.
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bandcamp
Our Covers #064 Jolan Lewis

本根誠
Selected Cover Songs 2021 #15

本根誠

レコード製造業
Title

Road to Nowhere

Artist
David Byrne
Original
Talking Heads – Road to Nowhere

【今年は反則?! セルフカヴァー!】
トーキング・ヘッズの黄金期といえば、躍動感あふれるアフロファンクなのに歌の世界はアブストラクトでペシミスティック。。というものでしたが、ここ数年デヴィッド・バーンがアプローチしているアメリカンユートピア・プロジェクトは、ヘッズ~ソロ作の代表曲を、いわゆるバンド体制をぶっこわした最新のアンサンブルで歌いまくるもので、当時ペシミスティックに受け取れたレパートリーの数々が、時計の針が2回転ぐらいして、とてもポジティブなものに聴こえるから不思議です。特にこの曲はピーター・バラカンさんの訳詞監修の素晴らしさもあり、じんわりコロナ禍にしみる。
最近は、ダン・ペンや日本だと細野晴臣とか、オリジナル録音と違った景色をみせてくれるセルフカヴァーが多くて聴く側も長生きを祝したくなるけど、その筆頭に挙げたいナイスプロジェクトです。

Profile

1961年大田区生まれ。WAVE、ヴァージン・メガストアなどCDショップ勤務を経て、1994年《avex inc.》に入社。《cutting edge》にてディレクターとして、ニューヨリカン・ソウル、ECD、東京スカパラダイスオーケストラ、BUDDHA BRAND、シャカゾンビ、Fantastic Plastic Machineなど多くのアーティストを手がける。2005年に独立し《essence inc.》を設立。プロデューサー/マネージャーとしてカーネーション、シーナ&ロケッツ、今野英明などを手がける。また、『200CD ブラック・ミュージック』、『The Extended』ほか音楽書籍の共著、編集も多数。現在、東洋化成でアナログレコードの営業マン。
Our Covers #006 本根誠

伊藤一樹
Selected Cover Songs 2021 #16

伊藤一樹

演芸&レコード愛好家
Title

刃傷松の廊下

Artist
藤圭子
Original
真山一郎 – 刃傷松の廊下

演歌の星、スーパースター藤圭子が歌謡浪曲の名曲を歌う。もうこれだけで聴きたい。しかしこのレコード、〇万円です。欲しい、買えない、欲しい、買えない、という逡巡を繰り返して数年、遂に購入しました! 自室のオーディオ・セットから「刃傷松の廊下」が流れた瞬間は、感動のひと時。そしてこのレコードを買う資金を捻出するため、何枚のレコードを売却したことか。「刃傷松の廊下」を聴いて目頭が熱くなったのは、藤圭子の歌声の凄まじさからか、それとも、手放したレコードへの未練からなのか。

Profile

1985年東京都東村山市出身。演芸&レコード愛好家。ジャズ・ギタリストを志し音大へ進学も、練習不足により挫折。その後、書店勤務を経て、現在はディスクユニオンにて勤務。出身地の影響からか、ドリフで笑いに目覚める。月数回の寄席通いとレコード購入が休日の楽しみ。演芸レコードの魅力を伝えるべく、2019年12月に『落語レコードの世界 ジャケットで楽しむ寄席演芸』(DU BOOKS)を刊行。
Twitter
Our Covers #029 伊藤一樹
レコード盤★盤

ISAYAHH WUDDHA
Selected Cover Songs 2021 #17

ISAYAHH WUDDHA

SSW / トラックメーカー
Title

Love You To

Artist
Ronnie Montrose
Original
The Beatles – Love You To

ファブフォーのなかで陰に隠れた存在だったジョージ・ハリソンによるインド趣味ビッグバンの表れた曲。ジャンルという壁をクロスオーヴァーすることで新しい音楽が産まれることは素晴らしい。みんなだいたいその壁を越えたがらずに内輪ノリになるのは面白くないから。音楽は自由でフリーになるためにやっているんではないのですか? 人種? 肌や髪の色や国籍・思想で分断し排除し合うことは退化と同等。生物の進化はクロスオーヴァーの歴史で上等。とうとう来たぜLove You To。俺たち地球人。

Profile

Isayahh Wuddha / イサヤー・ウッダ
京都在住の密室ドラムマシーン・ソウルSSW。中毒性あるビートと浮遊感あるメロディで聴くものをインナー・トリップの世界へ導いてくれる。英DJジャイルス・ピーターソンのラジオでプレイされ、ミュージック・マガジン 2020年9月号 特集『日本音楽の新世代 2020』の10組に選出される。また2020年12月にリリースした2nd album『Inner city pop』はele-king Vol.26 の「ベストアルバム2020」にてベスト5に選ばれた。最新作は2021年8月リリース『DAWN』。
2021年10月には『DAWN』と『Inner city pop』よりシングルカットした7inch アナログ付フリーペーパーを無料配布した。
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Our Covers #026 ISAYAHH WUDDHA

EL CINNAMONS
Selected Cover Songs 2021 #18

EL CINNAMONS

シナモン族 / 雑誌制作ユニット
Title

Stardust

Artist
Sam Gendel
Original
Hoagy Carmichael – Stardust

武蔵小山の《PET SOUNDS RECORD》の店頭でジャケに一目惚れして購入。チカーノたちにとってのローライダーのような、過去と未来を行き来するタイムマシーンとしてのアメ車感。そんな妄想を勝手に抱いていたら、MVもそういうテイストで、あながち間違っていなかったかもと。セレクトしたカヴァー曲を聴きながら、東神奈川の米軍施設ノースピア(瑞穂埠頭)の入口にある超ヨコハマで深夜族なバー、その名も「STARDUST」でメンチカツたちとまた一杯やりたいなー、と思う冬の帰り道。(トニー李)

Profile

ハマのブガルー歌手・チャーリー宮毛を中心にメンチカツ伊藤、トニ―李の3人からなるユニット。横浜を拠点に “シナモンフィーリング(CINNAMON FEELIN’)”なる感覚を普及 / 追求するべく、これまでに雑誌『EL CINNAMONS』を4冊発行。現在発売中の最新号では広島のイラストレーター、RUMINZを特集している。また、2014年にサマーセレクト『夏の悪魔』を発表。アイコンのイラストは沖真秀によるもの。現在冬眠中。
OFFICE Flaneur
SoundCloud
Our Covers #035 EL CINNAMONS

YOSSY (YOSSY LITTLE NOISE WEAVER)
Selected Cover Songs 2021 #19

YOSSY (YOSSY LITTLE NOISE WEAVER)

ミュージシャン
Title

Freddie Freeloader

Artist
Sam Gendel
Original
Miles Davis – Freddie Freeloader

今年は気分に合ってSam Gendel良く聴いていました。この曲はオリジナルが超クールなのに、さらにクールがアップデート。とはいえ、どこかあたたかくて近い感じもするのがキュートな魅力。

Profile

DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット。
2005年 1st.album『PRECIOUS FEEL』を発表。2007年2nd.album『WOVEN』、 2010年3rd.album『VOLCANO』をリリース。
2018年4th.album『Sun and Rain』リリース。アルバムと同時リリースした7インチシングル「GHOST」を小西康陽氏が2018年の「ダントツ1位」とコメントするなど好評を博す。2020年8月には7インチシングル「WANDERING」をリリース。
それぞれにハナレグミ、Caravan、Mr.Children、Ego-Wrappin’をはじめ様々なアーティストのサポートなどでも活動している。
www.yossylnw.com/
Our Covers #046 YOSSY LITTLE NOISE WEAVER

DJ YAHMAN
Selected Cover Songs 2021 #20

DJ YAHMAN

Tribal Connection
Title

十九の春

Artist
登川誠仁、知名定男
Original
沖縄俗謡 – 十九の春

DJプレイでは複数のアーティストの楽曲単体を紡ぎ雰囲気を作っていくことが多いので、その反動か、アルバム1枚の空気感をじっくりと味わいたくて最近いろんなアルバムを聴きなおしてます。この曲が収録されている2004年の作品『登川誠仁 & 知名定男』もそのひとつで、田端義夫が1975年にカヴァーしたことでも知られる沖縄の唄「十九の春」を登川誠仁と知名定男が唄っていまして。登川誠仁の補作詞が凄まじく、原曲の世界観をグッと広げる壮大なイマジネーションにあらためて感動したんです。

Profile

雑食ダンスミュージック〈ジャングル〉を主軸として、ラウンジ・プレイ対応可能な“混ぜる”折衷DJを展開。タイ、ベトナム、中国、韓国でもDJing。《Soul Jazz Records》のジャングル入門編的コンピ『RUMBLE IN THE JUNGLE』などの日本仕様盤CDの解説を執筆、非営利の紙のZine=JUNGLE DOCUMENTシリーズを企画・制作・編著・発行。2009年始動のJUNGLE PARTY Tribal Connectionは渋谷の虎子食堂にて開催中。
Linktree
Our Covers #067 DJ YAHMAN

Maru
Selected Cover Songs 2021 #21

Maru

DJ / Modern Records代表
Title

Just a Gigolo

Artist
Louis Prima
Original
Dajos Bela and Alfred Strauss – Schoner Gigolo, Armer Gigolo

今年は、”Our Covers #063”で提案させて頂いたカバー曲の新しい醍醐味、《セルフカバー(ver.違い)》にハマり続けた1年で、前回の1961年ver.に続き、「Just A Gigolo」の1973年ver.を選んでみました。ソウルミュージックの隆盛期でも全くブレない、シャッフル・リズムはもはや職人芸の域で、40年近く歌い続けてきた自負・誇りのようなものも伝わってくる1枚です。

Profile

東京Modsシーンの老舗イヴェント〈WHISKY A GO GO!〉全盛期のD.J.を務めた、Blues Dress在籍時の中心メンバー。身体表現と音楽を融合させた現代アート〈Stringrphy〉のプロ演奏家として、フランス・ドイツ・オーストラリア・インド等の大使館・美術館での演奏活動を経て、数年前クラブシーンに復帰。国内外に3,000以上のフォロワーを持つfacebookページでは、ファッション~映画~アートを密接にリンクさせた、ルーツ・ミュージックの新しい価値観を提案しています。
Facebook
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MODERN RECORDS 1号店(Club系7inch)
MODERN RECORDS 2号店(LP/CD)
MODERN RECORDS 3号店(Rock系7inch)
Our Covers #063 Maru

廣瀬大輔
Selected Cover Songs 2021 #22

廣瀬大輔

ELLA RECORDSスタッフ / DJ / ライター
Title

Jesus Was a Cross Maker

Artist
Cass Elliot
Original
Judee Sill – Jesus Was a Cross Maker

オリジナルが最高なのに、もしくは最高過ぎてなのか、(自分が知っている範囲での)カヴァー曲がことごとく良くない(個人の感想です)2大巨頭といえばJudee Sillの「Jesus Was A Cross Maker」とThe Beach Boysの「Disney Girl」なのですが、「Disney Girl」はBruce Johnstonのセルフ・カヴァーでさえ良くないし(個人の感想です)、「Jesus Was A Cross Maker」は薄めたEnyaみたいなカヴァーばかり(個人の感想です)の中で、敢えてのCass Elliotの「Jesus Was A Cross Maker」。ホーンも入り割と打ってるのでクラブでも掛けられます。お安いですし。オリジナルをまた聴きたくもなりますし。

Profile

ヴィンテージ・レコード・ディーラー&ショップElla Rrecords所属。かつてはDANCE MUSIC RECORDのジャズ・バイヤーとして新譜を供給し、ライターとして“Jazz Next Standard”シリーズや「Jazz Meets Europe」、「500 Club Jazz Classics」、“Jazz The New Chapter”シリーズ等の書誌や多くのライナーノーツ等へ新旧問わずジャズ / クラブ・ミュージックに関する執筆 / 寄稿、またDJ / 選曲活動を行う。
Our Covers #049 廣瀬大輔

德茂悠
Selected Cover Songs 2021 #23

德茂悠

Wool & The Pants
Title

I Wanna Smoke With You

Artist
Young Dru
Original
Michael Jackson – Rock With You

US西海岸のラッパーが「Rock With You」をストーナーラップに再構築。高校の時に地元のドンキホーテで売ってた謎のチカーノラップのMIX CDを思い出しました。

Profile

東京を拠点に活動する3人組バンド、Wool & The Pantsのボーカル / ギター。2019年にワシントンD.C.のレコードレーベル、PPU(Peoples Potential Unlimited)より『Wool In The Pool (12″)』をリリース。
Our Covers #024 德茂悠

中村穣二
Selected Cover Songs 2021 #24

中村穣二

画家
Title

天国への扉 (live)

Artist
石川セリ
Original
Bob Dylan – Knockin’ on Heaven’s Door

幾多のミュージシャンがカヴァーしたこの曲、僕は曲中の「Knock,knock,knockin’ on heavens door〜」の歌い方にそれぞれの個性を感じる気がします。そしてこの石川セリさんのカヴァーに僕はキュッとハートを掴まれてしまうのです。

Profile

画家。横浜市在住。国内外での個展やグループ展で作品を発表しています。
Our Covers #022 中村穣二

マイケルJフォクス
Selected Cover Songs 2021 #25

マイケルJフォクス

DJ
Title

Our Day Will Come

Artist
Amy Winehouse
Original
Ruby and the Romantics – Our Day Will Come

数々のカバーを生んだルビー&ザ・ロマンティックスによる1962年の楽曲。いつか恋人と結ばれる日を夢見る「Our Day Will Come」というフレーズに、コロナが終息した世界のイメージを重ねてよく聴いていました。

Profile

グルーヴミュージックをテーマとした渋谷OTO「Night Rhythm 」、オールラウンド日本語音源パーティー渋谷東間屋「EACH TIME」、クボタタケシとのツーマンで毎月開催している渋谷オルガンバー「number」など都内を中心に活動。
SoundCloud
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Hiroshi Iguchi
Selected Cover Songs 2021 #26

Hiroshi Iguchi

METAL CLUB
Title

Heroin

Artist
Thurston Moore feat. Bobby Gillespie
Original
The Velvet Underground and Nico – Heroin

いつか見た夢の中で夢を見るようなマッチングが奏でる至高のひと時。静かに号泣した後に笑いが止まらなくなった朝の木漏れ日のように、高揚と絶望が溶け合って明滅する恍惚の果てをぼんやりと描いては直ぐに消えてしまう.. そんな感じ? 違うか。

Profile

黒田大介(kickin)、D.L a.k.a. BOBO JAMES(Buddha Brand)、ロジャー・ヤマハ、近藤幸二郎(BLACK BELT JONES DC)、井口弘史を中心として2008年より不定期開催しているHeavy Metal Disco『METAL CLUB』。D.L亡き後も、準レギュラーとしてプレイしていた盟友クボタタケシが意思を継ぐカタチで参加している。
Instagram
Our Covers #034 Hiroshi Iguchi

ワダマコト
Selected Cover Songs 2021 #27

ワダマコト

ギタリスト / シンガー
Title

My Reverie

Artist
西内徹&Yamande
Original
Ella Fitzgerald – My Reverie
Claude Debussy – Rêverie

自分がギターを弾かせてもらった曲を一番聴いたのだから、なんて幸せな一年。このバンドに自分なりの貢献ができたことが嬉しかった。そんな、とても思い出深い曲。

Profile

カリプソ狂。結成20年を迎えるライヴバンド、カセットコンロスを率いるギタリスト / シンガー。ソロ活動ではWADA MAMBO名義でもアルバムをリリース。ブルース~ジャンプ&ジャイヴ経由カリプソ。BLUES & SOUL誌の連載ほか、音楽についての執筆業も。妻x1、クロネコx1、シロネコx2、と共に暮らしています。
音楽活動のない日は、東横線の綱島駅と大倉山駅が最寄りの、音楽と雑貨の店ピカントにいます。
con-los.com
wadamambo.com
ppdp.jp
piquant.jp
Our Covers #043 ワダマコト
GUITAR GRILL

はせはじむ
Selected Cover Songs 2021 #28

はせはじむ

DJ / プロデューサー / 愛犬家
Title

The Godfather

Artist
Majesty
Original
Nino Rota – Love Theme From the Godfather

新しくも珍しくもない盤ですが。マイアミのディスコバンドが裏打ちでノリ良くゴッドファーザーをカバー。コロナも明けたので、このバージョンを大きな音でかけて大勢で盛り上がりたいと思い選びました。

Profile

1988年、伝説のCLUB《下北沢ZOO》を皮切りに本格的なDJ活動をスタート。以後、《MIX》《CATALYST》《OTO》《THE ROOM》《Organ-Bar》《CAVE》《328》《SONORA》《KOARA》などで活動を続ける。プロデューサーとして矢舟テツロー、土屋浩美、なかの綾、星野みちるなどを手掛ける。また、ライター、ラジオ・パーソナリティー、アレンジャー、リミキサー、企画プロデュース等、来た仕事は断らない事でも定評がある。最近はYouTube「はせはじむの”LAZY FELLOW”」を毎週アップ中。
はせはじむの”LAZY FELLOW”
Our Covers #068 はせはじむ

Branco Label
Selected Cover Songs 2021 #29

Branco Label

レーベル運営
Title

Una Y Otra Vez

Artist
Gerardo Manuel & C.V.P.
Original
Ned Doheny – On and On

10年くらい昔にペルー旅行をしたことがあり、その際訪れたマチュピチュの壮大さ、素晴らしさは今でも強い印象が残っている。とても人間によるものとは思えない規模と作り。何らかの磁力(?)を発しているという岩に手をかざしてみたら本当にビリビリとした感触が伝わってきたり、不思議というロマンの宝庫だった。
『Machu Picchu 2000』というLPも出しているGerardoは本作でもマチュピチュをジャケに採用している。この御仁も古代文明のミステリーにロマンを感じていたのかもしれず、内容もそう言ったコンセプトのものなのかなと思って聴いてみれば、意外なことにカヴァー中心の作品、しかも当時のアメリカのSSWの楽曲が並ぶ。ジャケとの関連性は? 数曲あるオリジナル曲にはそういった歌詞もあるのかもしれないが、スペイン語の聴き取り翻訳はできず、はてさて。
カヴァー曲のいずれも、スペイン語歌詞になおされ、彼の持ち味である南米らしい空気感で再現されている。今回ピックアップした本曲も特に南米ならではの楽器は使われていないながらも、当時の南米ペルーならではの埃っぽくて甘い空気感で満たされている。転調も交えた南米人好み(?)なこの楽曲に、マチュピチュへ想いを馳せる彼のロマン志向が加わることで、そう仕上がったのかもしれない。再発盤は昨年ようやくリリースされている。

Profile

Branco Label (ブランコレーベル)。音楽好きで、主にsyrup16g、チャゲアス、尾崎豊、ラルク等のJロック/ポップを愛聴する傍ら、‘70年代の世界各地のロック/フォークの埋もれた名盤の探索を嗜む。特に南米とドイツ、日本国内の作品を好む。その趣味の延長で再発専門レーベル・ブランコレーベルを運営。国内外の埋もれた名盤を地道に再発し続ける。’20年には新進気鋭のインディーレーベル「レコードの目」との共著で『和ンダーグラウンドレコードガイドブック』という著書を上梓。
Branco Label
Our Covers #031 Branco Label

KEN KEN
Selected Cover Songs 2021 #30

KEN KEN

KEN2D SPECIAL / URBAN VOLCANO SOUNDS
Title

At Last I Am Free

Artist
西内徹&Yamande
Original
Chic – At Last I Am Free

尊敬する音楽の大先輩でありサックス / フルート奏者の西内徹さんの2021年の今年リリースされた2ndアルバムの中に収録されている1曲。オリジナルはCHICの曲。しかしこれはRobert wyattのバージョンをカバーしているというもので、僕はそこがまたグッと胸に刺さります。
同年10月に行われたライブでは、なんとこの曲にゲストで坂本慎太郎さんがギターを弾くというトラウマ級に最高の2021ベストライブでもありました。

Profile

BEASTIE BOYSと80sダンスホールレゲエから受けた衝撃を独自にREGGAE DUBにトランスフォームしたサウンド(KEN2D SPECIAL)で2008年にPART2STYLEから初のアルバム『Reality Bites』をリリースし、イギリス国営放送BBCの番組など複数で紹介され、UKの有名音楽誌《WIRE》にレビューが載るなど注目を集める。
2013年自らのセルフ・レーベル《Reality Bites Recordings》を立ち上げ7インチ・シングル「I Fought The Law」「APACHE」(通算8枚目)をリリース、パンクとレゲエを最初に繋げたレジェンド!! あのDon LettsにもBBCの番組で即座にプレイされた。2015年、Cocktail Boyzとして《black smorker recods》からmixCD『ENDLESS SUMMER』を、2018年にはPOSSE CUTより『ENDLESS SUMMER2』をリリース。2016年よりDEAVID SOULのhacchiとディスコ・ブギー・バレアリックなクロスオーバーユニットURBAN VOLCANO SOUNDSを始動し、7inch vinyl「そして、カーティスは途方に暮れる/Havana Club」、「sekai wa kimi no mono〜hey young world」feat.ロボ宙、「さめた気分のブギー」と3枚立て続けにリリース。2020年11月にはURBAN VOLCANO SOUNDSの1stアルバム『blue hour』をリリース。
SoundCloud
Our Covers #059 KEN KEN

馬場正道
Selected Cover Songs 2021 #31

馬場正道

渉猟家
Title

バイ・バイ(ツイスト)ブラックバード

Artist
旗照夫
Original
Sam Lanin’s Dance Orchestra – Bye Bye Blackbird

ツイストアレンジのバイ・バイ・ブラックバード。日本語訳の1番では何の曲のカヴァーかわからない。でも、2番の英語になると途端に気づく。メロディーは同じでも日本語と英語でこんなに印象が変わるのか。と、気づかされた曲。

Profile

鷹の台《KIKI RECORD》代表。池袋2丁目スナック《馬場》店主。 池袋2丁目72-6 光洋ビル1F。
Our Covers #044 馬場正道

ミノワゲンタ
Selected Cover Songs 2021 #32

ミノワゲンタ

GLOCAL RECORDS
Title

Ashes to Ashes

Artist
Jahrukus
Original
David Bowie – Ashes to Ashes

ソウルフルなレゲエを現代に蘇らせるメルボルンの5人組バンドJAHRUKUSがDAVID BOWIEの名曲「Ashes to Ashes」をカバー。柔らかく歌う男性ヴォーカルも心地よい、緩やかなロックステディーに心打たれこの曲は今年よく聴いた1曲です。

Profile

2003年よりレーベル《RUDIMENTS》を始動。国内外で活動するアーティスト達の作品をリリース。2011年5月、原宿にレコード店《GLOCAL RECORDS》をオープン。ブレイクビーツ、テクノ、ハウス、レゲエ、ワールド、ジャズなどジャンルレスに幅広く取り扱う提案型スタイルのレコード・ショップを展開。
glocalrecords.com
Our Covers #045 ミノワゲンタ

TORSO
Selected Cover Songs 2021 #33

TORSO

Husband and Wife
Title

Why Are People Grudgeful?

Artist
The Fall
Original
Lee (King) Perry – People Funny Boy
Sir Gibbs – People Grudgeful

Lee Perryの怨念とJoe Gibbsの怨念を足したThe Fallならではの怨念を感じさせてくれるシングル。
R.I.P Lee”Scratch”Perry

Profile

GROUPのサックスプレーヤーとしての活動を主に、その他様々なバンドのサポートとして活動中のKENJI(Flute,Sax etc)とORIE(Cello,Voice,etc)の夫婦からなるユニットTORSO。 自主レーベルOZATO RECORD立ち上げと同時に、第一弾としてTORSOの1stアルバム『SetOut』を2019年9月10日にアナログでリリース。エンジニアにJoe Talia氏、マスタリングはLachlan Carrick氏、ジャケットのイラストレーションは中原昌也氏が手がける。
HP
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Our Covers #041 TORSO

MACKA-CHIN
Selected Cover Songs 2021 #34

MACKA-CHIN

MC / プロデューサー / DJ / ビジュアルクリエイター
Title

Water No Get Enemy

Artist
Jaribu Afrobeat Arkestra + Ryuhei the Man
Original
Fela Kuti – Water No Get Enemy

多くのアーティストが時代を超えカバーやサンプリングしてきたFELA KUTIの名曲をRYUHEI THE MANプロデュースによってJARIBU AFROBEAT ARKESTRAがナイスカバー。FELA KUTIのオリジナルも最高ですが、JARIBU AFROBEAT ARKESTRAが奏でるグルーブと共にアップデートされた音質でサイコーな楽曲に。SIDE BにはライムスターのDJ JINさんのEDITが収録されていてDJとしては最高に重宝する7INCH。

Profile

東京都足立区出身。ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンドのメンバーとして活動し、ラッパーとしてはもちろん、アーティストへの楽曲プロデュースやトラック制作などもこなすアウトプット・ディレクター。ソロ活動ではトラックからラップまで全て1人で創るスタイルでジャンルの壁を越え、ヒップホップにとどまらず他のジャンル界からも話題になる作品を発表し続けている。2018年からはTOKYO FMにて音楽番組《KING OF DIGGIN’》のパーソナリティも務めるなど、色んな意味で目が離せないMCであり、プロデューサーであり、DJであり、ビジュアルクリエイターである。
MACKA-CHIN Interview
MACKA-CHINの「黄昏のビギン」裏話

Yukitomo Hamasaki
Selected Cover Songs 2021 #35

Yukitomo Hamasaki

mAtter
Title

Eyes Without a Face

Artist
Voodoo
Original
Billy Idol – Eyes Without a Face

偶然に見つけたカバーですが、気づけばすごくよく聴いてました。きっとフィジカルはおろか、データでもリリースされてないっぽいですが、Youtubeではオフィシャルの映像と共に聴く / 観ることができます。Billy Idolの原曲よりもギターの音もドラムの音も好みです。ぜひ、聴いてみてください!
YouTube

Profile

Independent Sound and Art レーベル、《mAtter》運営。国内外の作家のサウンド・アートやアンビエント作品などをリリースし、また同時に様々なギャラリーなどで展覧会などを企画。 毎月第4木曜にDJ BAR KOARA「THURSDAY KOARA」にてDJ。
mAtter
Our Covers #074 Yukitomo Hamasaki

野田晋平
Selected Cover Songs 2021 #36

野田晋平

パライソレコード主宰
Title

黄色いサクランボ

Artist
ザ・ヘ!?
Original
スリー・キャッツ – 黄色いサクランボ

昔の『レコードマップ』に載っていた志村けんのインタビューを読んでみると「屁だけのレコード持っていた。(中略)屁のコントはみんなあのLPから使ってますよ。」とあった。なんとっ!あの屁の音は伝説のモンド盤『ワンダープーランド』からのものだったのか。そんなわけで今年めでたく我が家に仲間入りしたシングルカット盤。この屁の音を聞くたびに子供の頃しょんべんチビるほど笑ったあの良き時代に戻れるのです。
YouTube

Profile

魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》主宰。世界中の魅惑サウンドを探し求め、中古レコードをメインに(ほぼ)毎日新入荷を更新中。
paraisorecords.com/
Our Covers #020 野田晋平
ディスク・ボイジャー

Torei
Selected Cover Songs 2021 #37

Torei

DJ
Title

Jingle Baby ’91

Artist
Asia Dee
Original
James Pierpont – Jingle Bells (One Horse Open Sleigh)

イタロハウス・クラシックの「Aqua Marina」の制作陣の1人?であるDavide Domenellaによる、キッズボーカルにフォーカスした謎ハウス・プロジェクトAsia Dee。91年にイタリアのRCAよりリリースされたHappy Xmas (War Is Over)のカバーも入ってるEPですが、ジングルベルをカバーした破壊力抜群の「Jingle Baby ’91」がヤバい!

Profile

京都のWest Harlemを中心に活動した後、東京に拠点を移動。東高円寺《GRASSROOTS》でパーティー〈Megacity〉を主催。自身のレーベル”Set Fire To Me”より12inch「SFTM001」、《Reggae Shop NAT》のレーベル〈Shinjuku Tracks〉よりミックスCD『Strange Addiction』をリリース。〈NTS〉や〈Noods〉、英レーベル〈Coastal Haze〉のポッドキャストシリーズなどにミックスを提供。
SoundCloud
Our Covers #057 Torei

TOP DOCA
Selected Cover Songs 2021 #38

TOP DOCA

こだまレコード
Title

BRIMFUL OF ASHA

Artist
ユッコと井の頭レンジャーズ
Original
Cornershop – Brimful of Asha (Norman Cook Remix)

Cornershop – Brimful of Asha / Norman Cook Mixをまさかの井の頭レンジャーズがお得意のスキンヘッドレゲエでカバー! ボーカルは静岡のジャグバンドMaCWORRY HILLBILLIESのゆっこが、この大名曲を自分のものにして歌い上げている。

Profile

1996年結成スカバンド、ミュールトレインのドラマー。現在は東京から静岡に移り同じくスカバンド、サイドバーンズのドラマーを兼任。〈スカシャッフル with Sound System〉を運営し、セレクターとしても地元富士市を中心に活動。
2015年《こだまレコード》を立ち上げ、ジャマイカンオールディーズを日本語でカバーをモットーに7インチ、12インチアルバムをリリース。またジャマイカ盤のカラーヴァイナル100枚を集めたレコード原寸大を掲載したビニ本の刊行や、スタワンディスコを意識した新レーベル”DISCO 45”を謳う《TOP DISCO RECORDS》も立ち上げる。
こだまレコード
Our Covers #065 TOP DOCA

NTsKi
Selected Cover Songs 2021 #39

NTsKi

SSW / プロデューサー
Title

Concrete Angel

Artist
Hannah Diamond
Original
Gareth Emery feat. Christina Novelli – Concrete Angel

2019年に発売されたHannah Diamondのデビューアルバム『Reflections』に収録されている、Gareth Emery feat. Christina Novelliのカヴァー「Concrete Angel」を選びました。原曲もかなりエモくて好きなのですが、Hannah Diamondヴァージョンも2000sバイブスを感じられるキラキラポップスでエモが炸裂していて最高です。

Profile

京都出身のアーティスト、ミュージシャン。優しくもどこか不気味さの漂うボーカルと多様な音楽性が混在するトラックを制作しシームレスに活動。アートワークやMVにおけるスタイリング、ディレクション、編集までを自ら担当。2021年には《美術手帖》が選ぶ2020年代を切り開くニューカマー・アーティストに選出された。国内外の著名アーティストからの注目度も高く、Giant Claw、食品まつり a.k.a foodman、田我流やKMなどの作品へも参加。その他に、落合陽一氏が統括ディレクターを務めSXSW2019に出展した経済産業省主催日本館や、ヴァーチャル・シンガーte’resa、豪バッグ・ブランドへの楽曲提供などがある。2021年8月6日、ファースト・アルバム『Orca』を米オハイオのレーベル《Orange Milk》/《EM Records》よりリリースし、BandcampのAlbum Of The Dayに選出されたほか、Apple Music Japanのエレクトロニック・アルバム・チャートにて3位を記録するなど好評を得ている。
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Our Covers #038 NTsKi

伊藤尚毅
Selected Cover Songs 2021 #40

伊藤尚毅

SSW
Title

So Far Away

Artist
Johnson & Drake
Original
Carole King – So Far Away

「このレコードをポチるに至った個人的な7つの理由」
①73年作 (AOR直前くらいの作品が大好物なので)
②ポートレート風ジャケ (ハズレなし!)
③イケメン風とオタク風のデコボココンビ (ハズレなし!!)
④完全に着せられているコート(気になる)
⑤裏ジャケにピアノの写真 (グッドミュージックの予感)
⑥見終えたばかりの映画『ヴァージンスーサイズ』で流れていたキャロルキング「So Far Away(去りゆく恋人)」のカバー入り(この曲の7インチを受話器ごしに流すという印象的なシーンで使われていた)
⑦ビートルズ「Fixing a Hole」のカバー入り(ビートルズカバーを見つけるとつい買いたくなる)
Tom Johnson と Guy Drake のシンガーソングライターデュオによる1973年唯一のアルバム『Carry it on』からキャロルキングのカバー。控えめなピアノのイントロから始まり、2人のどこか繊細で伸びやかなハーモニーへとつながる。そしてそれを昇天させるラストのストリングスアレンジは、ほんとうに美しく切ない。寂しげな歌詞も相まってこのカバーは、秋から冬にかけての冷たい空気にとてもよく馴染む。
どうやらこのアルバムは《Sound80》というミネアポリスのスタジオでとられたものらしい (74年にディランの『Blood on the Tracks』の一部やプリンスの「For you」のデモが録音された場所らしい…なんともピンと来ない…wikiより)。アルバムのその他の曲もいいので、是非聴いてみてください。

Profile

日本のロック/フォークミュージックの歴史を真っ向から継承する、94年生まれ、栃木県出身のSSW。16年に出した自主制作音源『Bon Voyage~盆旅行記~』がじわじわと評判を呼び、雑誌POPEYEの特集「あたらしい音楽」やミュージック・マガジンの特集「日本音楽の新世代」に取り上げられたりと今最も注目されているミュージシャンの1人。
岩出拓十郎(本日休演)プロデュースによる、待望の全国流通アルバム「伊藤尚毅の世界」が絶賛発売中。
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Tetsunori Tawaraya
Selected Cover Songs 2021 #41

Tetsunori Tawaraya

ミュージシャン / アーティスト
Title

Fever

Artist
Brian Eno
Original
Little Willie John – Fever

この曲を聴いてまず思い出すのが、2011年にベルギーのカルトレーベル《Ultra Eczema》が一風変わったコンピレーションレコードをリリースした事である。これは収録バンド全員がR&Bの古典的ヒット曲「Fever」をカバーするというとんでもない企画だった。レーベルオーナーのDenis Tyfusとはフランスで一緒に壁画を描いた仲だったことから、自分のソロVastieu Ramenでの参加を促され楽曲を提供したのだが、当方はこの曲に対して全く思い入れが無いため、録音するのに非常に苦労した経験がある。このBrian Enoバージョンはかなりオリジナルの楽曲に近い仕上がりになっていて潔い。興味がある方は《Ultra Eczema》のカルトバージョンを視聴してほしいところだが、ストリーミングは発見できなかった。 Various『Fever』(Discogs)
Smokers「Feuer」(YouTube)
Vastieu Ramen「fever」(Bandcamp)

Profile

俵谷 哲典はノイズパンクバンド2up(アップアップ)のギターリスト、ヴォーカリストとしても知られる日本人ミュージシャン、アーティストである。宮城県に生まれ、現在は東京都を拠点としている。90年代後半にカリフォルニア州サンディエゴにて人々やミュージシャンのポートレートを描き始め、意欲的にSF/実験的なグラフィックノベルを制作した。2upと並行して、2007年までサンディエゴを拠点としてバンドDmonstrations(デモンストレーションズ)の活動を行う。グロテスクかつ色彩豊かな世界観が世代を超えて評価されている。Hollow Press、Le Dernier Cri、Colour Codeからシルクスクリーンやリソグラフを用いて、アートブックが出版されている。その他、Brain Dead、Volcom、NTS Radio、RVCA、Elementとのコラボレーションを発表するなど、多分野において活動している。
Our Covers #019 Tetsunori Tawaraya

Shoko & The Akilla
Selected Cover Songs 2021 #42

Shoko & The Akilla

ミュージシャン
Title

Change Is Gonna Come

Artist
Judy Mowatt
Original
Sam Cooke – A Change Is Gonna Come

今年良く聴いていた、SellectorのYU-TO君が選曲したMIX『HAVE A BREAK WITH A COFFEE-HOLIDAY MIX』に収録されていて出会った一曲。すごく心地の良いMIXで冒頭一曲目を飾るのが、大好きなSam Cookeの名曲をI ThreeのメンバーでもあるJudy Mowattが歌ったこのCover。伸びやかな歌声が最高なんです。

※Shoko & The Akillaからのお知らせ
【出演情報】
毎月第二土曜日 渋谷オルガンバーで開催の『VERSION CITY』に参加
12月26日 新宿ドゥースラー『River.S.Tone』Shoko & The Akilla -LIVE-
linktree

Profile

2016年10月に結成した湘南出身のShoko(Vo)とAkilla(Gt)によるデュオ。それぞれが幼い頃から音楽好きな両親や兄妹の影響を受けて、ブルースやスカ、レゲエ、ソウルなどのブラックミュージックに親しむ。
2018年10月、初の音源となる2枚の7inch 、『Country Road』 と 『憧れの場所』 をリリースし、瞬く間に完売。2020年3月、自身のレーベル『PAPILLON』を立ち上げ、待望のオリジナル楽曲『側にいれば』を7inchと配信シングルとしてリリース。また2020年8月にはファーストアルバム『Shoko & The Akilla』をリリースし話題を呼んでいる。
これまで自分たちの耳で聴いてきた音楽をベースに、ジャンルという枠に縛られない音楽を作り続けている。
Our Covers #047 Shoko & The Akilla

鈴木啓之
Selected Cover Songs 2021 #43

鈴木啓之

アーカイヴァー
Title

夢先案内人

Artist
上白石萌音
Original
山口百恵 – 夢先案内人

70年代と80年代、2枚のカバーアルバムをリリース。個人的には70年代の楽曲が歌われた『あの歌 -1-』が好み。それも数ある山口百恵のヒット曲からこの曲が選ばれたことが嬉しい。昭和の歌が好きで、自ら希望して実現に至ったというアルバムだけに、一曲一曲慈しむように丁寧に歌われている。巧いだけではない、歌心も感じられる最良のカバー。

Profile

すずきひろゆき 1965年東京生まれ。テレビ番組制作会社勤務、中古レコード店経営を経て、ライター及びプロデュース業。 昭和の音楽、テレビ、映画を主に、雑誌への寄稿、CDの企画・監修、DVDのライナーやオーディオコメンタリーなど。
著書:『東京レコード散歩』(東京ニュース通信社)、『昭和歌謡レコード大全』(白夜書房)、『王様のレコード』(愛育社)ほか。
ラジオ出演:FMおだわら『ラジオ歌謡選抜』(毎週日曜23時~)、MUSIC BIRD『ゴールデン歌謡アーカイヴ』(毎週土曜22時~)
Twitter
Our Covers #052 鈴木啓之

Jimmie Soul
Selected Cover Songs 2021 #44

Jimmie Soul

Radio DJ
Title

Bring It on Home

Artist
Lou Rawls
Original
Sam Cooke – Bring It on Home to Me

先日岡山県牛窓で映画『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』鑑賞後にピーター・バラカン氏とピンポンDJをさせてもらう機会がありました。あくまで私は脇役なのでその辺りはわきまえつつも自分の番組もサクッとPRできればと選曲をしている中に発見した曲になります。 David Axelrodプロデュースの《Capitol》時代の作品に地味~に注目してコツコツレコードを買ってはいたのですが《FAME》録音もあったのですね。プロデュースにはRick HallとDavid Axelrodの名前が並びます。FAME GANGがバックを務めているのでばっちりファンキー。しかしDavid Axelrodの個性も光ってます。少し妖艶な感じと言いましょうか。南部録音で気分も高まったのかLouさん最後には「ガッタ・ガッタ」とシャウトしていますまさに音楽のインターセクション。 とバラカンさんとお客さんにプレゼンする予定でしたがレコードの到着が間に合わなっかたのには自分でもびっくりしました。 Bring it on homeならぬBring it from homeしたかったです。。

Profile

RNC西日本放送 AM1449 FM90.3 毎週木曜日夜11時~11時29分《Jimmie Soul Radio》放送中。木曜の夜、メロウ&グルーヴィーな新旧ソウルミュージックを思い入れたっぷりの解説も交えてご紹介しています。radikoでも視聴可能です。
Our Covers #073 Jimmie Soul

SEX山口
Selected Cover Songs 2021 #45

SEX山口

DJ
Title

モンロー・ウォーク

Artist
CRAZY KEN BAND
Original
南佳孝 – モンロー・ウォーク

郷ひろみや定岡正二、かとうれいこ、斉藤和義らのカバーの経て、2021年ようやくたどり着いたCKBによる正当直球カバー。ほど良くハマのDISCO風味がプラスされたBPM121のダンスチューン。最高です。

Profile

SEX山口 / セク山。神奈川県川崎市出身。DJなど。各地でいろいろやっております。
Twitter

カントリー田村
Selected Cover Songs 2021 #46

カントリー田村

DJ
Title

Lujon

Artist
Bongo Entp.
Original
Henry Mancini – Lujon

2016年作。原曲も最高なドリーミーエキゾチカチューンを割と忠実に電子カバー。あれ? YMOのSimoonのみたいな趣き? とろりと世界が溶け出してきます。
YouTube

Profile

都内でイロモノ選曲活動やってます!

風祭堅太
Selected Cover Songs 2021 #47

風祭堅太

DJ
Title

Everybody Loves the Sunshine (Old’s Cool Mix)

Artist
The Quiet Boys feat. Camelle Hinds
Original
Roy Ayers Ubiquity – Everybody Loves the Sunshine

青春時代にレアグルーヴやロフト~ガラージ系のレコードを殆ど買ってなかったこともあり、最近は新譜と並行してソウルやファンク、フュージョン等々、名盤と言われている作品をアルバム単位で聴いて楽しんでます。そんな流れもあり引っ張り出して良く聴いた超クラシックのカバー曲。若干洒落たアレンジになってますが、原曲に忠実で音質も良く、ちゃんとチェックしてなかったフィーチャリング・アーティストがセントラル・ラインのメンバーだという事も最近知り、色んな意味で胸が熱くなった1枚です。

Profile

ここ最近では、ダウンテンポ〜エレクトロニカ〜ポストロックを中心にセレクトした『IDYILLCALLY RUSTIC MIX』、標高 高めのワールドミュージックをテーマとした 『ALTITUDE IMPROVING MIX』等のMIX作品や、オリジナル音源『MARGINAL COLLECTIVE E.P』、同シリーズの第三弾をリリース。ROJO REGALO『MOONLIGHTIST E.P』にREMIXを提供するなど制作活動も活発化。
Our Covers #017 風祭堅太

小渕晃
Selected Cover Songs 2021 #48

小渕晃

ライター / エディター / 選曲家
Title

Delicious

Artist
New Edition
Original
Deco – Delicious

もともとはDeni Hinesによるカヴァーで知った、シティ・ソウルな「Delicious」。あの名ソング・ライター、David Batteauが、Michael Sembelloの弟Dannyと書いたメロウ・グルーヴィな大名曲は、オリジナルとなるDecoのヴァージョンもたまりません。ただ今年あらためて注目したのはNew Editionによるカヴァー。収録アルバム『New Edition』(1984年)は「Mr. Telephone Man」はもちろん、サンプリングねたにもなった「I’m Leaving You Again」、Crackin’のPeter BunettaとRick Chudacoffが手がけた「Maryann」などと、今また旬な超名曲だらけ。このアルバム、ポップ・ソウル史上屈指の名盤だと、今ごろ気づきました。

Profile

TOWER RECORDSアルバイト、当サイトの主に拾ってもらってのCISCO勤務を経て、月刊誌『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』編集〜編集長。現在はCity SoulとHIPHOP仕事など。編著書『シティ・ソウル ディスクガイド』『HIP HOP definitive 1974-2017』他。
Twitter
Our Covers #018 小渕晃
小渕晃 Interview

ハナカタマサキ
Selected Cover Songs 2021 #49

ハナカタマサキ

作曲家
Title

Free Man in Paris

Artist
Sufjan Stevens
Original
Joni Mitchell – Free Man in Paris

スフィアンスティーブンス節のチェンバーサウンドが炸裂したオーケストレーションがすばらしく整理整頓された楽器のアレンジと配置も最高に気持ちいいです。

Profile

作曲家。作詞、作曲、アレンジ、ほぼ全ての楽器の演奏、録音、編集、アートワーク、ミュージックビデオの制作まで一人でおこなう。 TV番組やCM、舞台、広告などの音楽も手がけている。
Twitter
MASAKI HANAKATA
Our Covers #030 ハナカタマサキ

JAM
Selected Cover Songs 2021 #50

JAM

音楽ライター / DJ / レコード会社A&R
Title

Waiting for the Last Goodbye

Artist
Sufjan Stevens
Original
Shades of Blue – Waiting for the Last Goodbye

シェイズ・オブ・ブルーを筆頭に、エボニーズ、クリームド・ココア、ジョーンズ・ガールズ、更にはグラディス・ナイトのテイクまで存在するトニー・キャミロ書き下ろしの名作に止めを刺すのがこの盤。サンドラ・フェバがサンドラ・リチャードソン名義で78年に録音した45s、恋焦がれていた盤を手に入れられただけに個人的に2021年を代表するカバー作品となりました。曲、歌、そしてカバー・クオリティ、全てにわたって完全無欠。

Profile

一時たりとも浮気もせず、横目も振らず、ヴァイナルを愛好しておよそ45年、これまでもこれからもブラック・ミュージック一筋な音楽ライター/DJ/レコード会社A&R。著書『Chasin’ The 80s Classics』《スペースシャワー・ブックス》。
Our Covers #033 JAM

山下直樹
Selected Cover Songs 2021 #51

山下直樹

ex下北沢ZOO / SLITS代表
Title

The Lunatics

Artist
The Specials
Original
Fun Boy Three – The Lunatics Have Taken Over the Asylum

テリー・ホール含む3人のオリジナルメンバーにより再生されたThe Specials、 2019年リリースのアルバムに収録のFun Boy Threeのカバー。実はこの曲はThe SPECIAL A.K.A.とFun Boy Threeに分裂する前の、オリジナル・スペシャルズの楽曲として用意されていたとはテリー談。それ踏まえて聴いた「Ghost Town」風なアレンジ、今更ながらくらっちゃいました。アニキ達、コヴェントリー・オートマティックスから何にもスタンス変わってない。元気出る! レベル・オヤジ最高!

Profile

1962年長崎県生まれ。86年、西麻布ピカソでオールジャンル選曲の洗礼を浴び、88年より95年末まで下北ナイトクラブを母体としたクラブ、ZOO及びSLITSにて企画兼代表を務める。その後レーベル、マネージメント業を生業とした後、特に肩書の無い音楽好きとして現在に至る。
Our Covers #025 山下直樹

ROCKDOWN
Selected Cover Songs 2021 #52

ROCKDOWN

音楽愛好家 / DJ
Title

スローナイト

Artist
フランク永井
Original
来生たかお – スローナイト

フランク永井の1983年のアルバム『マホガニーのカウンター』の収録曲で来生たかおが作曲を手掛けている。オリジナル・ヴァージョンは来生たかお本人の1982年のオリジナル・アルバム『遊歩道』に収録されている。本アルバムでは、山下達郎作曲の「Woman」や、シングルカット曲「マホガニーのカウンター」がどちらかというと知られていると思いますが、本曲はBPM90くらいの落ち着いたムードながらリズム、ベースがファンキーでフランク永井の艶のある低音ボーカルが映える良曲。来生ヴァージョンはフランク・ヴァージョンよりややピッチ遅めで、加藤グループがストリングス、川島バナナがシンセサイザー、コーラスに伊集加代子等が参加しており芳醇なムード。両ヴァージョンとも良いです。フランク永井の本アルバムは恐らくCD化もされておらず入手しにくかったのですが、2020年に配信で再発されたようで聴きやすくなっています。2021年とは無関係ですが自分が今年入手した盤で自分にとっての新譜ということでセレクトしました。

Profile

音楽愛好家、DJ。和物ディスクガイド「和レアリックディスクガイド」での執筆、Mastered Hisnoiseからのミックステープリリース、ココナッツディスク江古田の和レアリックシリーズへのミックス提供等行っている。その他、不定期にDJ活動中。
Our Covers #040 ROCKDOWN

内海イズル
Selected Cover Songs 2021 #53

内海イズル

Music Maker / DJ
Title

16トン

Artist
フランク永井
Original
Merle Travis – Sixteen Tons

SP時代の曲ですが、今年偶然中古でEP盤に出会いました。さすがのフランク永井、声とリズム感、フィーリングが最高です。

Profile

DJ・アーティスト・音楽愛好家として他の追随を許さない独自の視点を持って活動してきた稀有な存在。
今でこそ当たり前になった、ワールドミュージックや民族音楽など非英語文化圏の音楽をダンスフロアでプレイするという行為を、80年代から現在に至るまで続けている真の先駆者であり、国内外を問わず各方面から信頼が厚い。
auwarecords.com
Our Covers #004 内海イズル

木暮晋也
Selected Cover Songs 2021 #54

木暮晋也

ヒックスヴィル / ギタリスト / ソングライター
Title

Memphis, Tennessee

Artist
Sandy Bull
Original
Chuck Berry – Memphis, Tennessee

ギタリスト/マルチプレイヤーSandy Bullのチャックベリー作インストカバー(1965)。シンプルな2コードセッションが日溜りに溶けてゆく10分。こんな曲聴いてる日は間違いなくいい日。

Profile

WOW WOW HIPPIES、ROTEN HATSを経て1994年ヒックスヴィル結成。ギタリストとしてFISHMANS、オリジナル・ラブなどに参加。楽曲提供、プロデュースや舞台音楽なども手がける。最新作はインストによる木暮晋也バンドの1stアルバム『EZ LISTENING』。
木暮晋也 Web
ヒックスヴィル Web
Our Covers #071 木暮晋也

NOOLIO
Selected Cover Songs 2021 #55

NOOLIO

ARRROUND Wicked Sound Maker
Title

Didn’t I Always

Artist
The First Cuts
Original
Cornel Campbell – Didn’t I

LA Skinhead Reggaeの雄Aggrolitesのキーボーディストにして、近年のRockSteady~Jamaican OldiesとChicano Soul~Sweet Vintage Soulリヴァイバルの蜜月ポイントにおいてのキーマンだと思うRoger Rivas。彼を中心とし、The Lions、FishboneのメンバーらによるThe First Cutsが2019年にリリースしたCornell Campbellのカヴァーです。1975年スタワンのテイクは0152 Classicsでもあり大好きな曲でしたが、このカヴァーは1972年Bunny Leeの元に吹き込んだテイクに近いEarly Reggaeスタイルでタマりません。同じくRoger Rivasが参加しているNight OwlsもSoul Classicsをレゲエフレイヴァーを効かせてカヴァーした7インチシングルを連発していて、全部最高でした。

Profile

2018年に自身の新レーベル〈ARRROUND Wicked Sound Maker〉を始動。レゲエをベースに古今東西の音楽をMIX UP、時空を超えたロマンを街角で鳴らしてNICE MOOD創り。吉祥寺bar Cheekyでのレギュラーパーティー〈SIDE.C〉を主宰、レーベルからは自身の「SIDE.C Classics」シリーズを始め、ピーチ岩崎、Daddy-Kan、Ayu-Chan-ChingのMIXCD、LP見開きジャケットサイズの木製フレーム〈AWSM Frame〉など様々なフォーマットでリリース。2021年12/10リリースの10inch Vinyl 「AMAI HIT KOUCHIE E.P」(KEN KEN, ICHIHASHI DUBWISE, asuka ando)が最新作となる。asuka ando、DJサモハンキンポーとのオンラインラジオプログラム〈SEX ON THE RADIO〉も活発に配信中。
arrround.thebase.in
Our Covers #010 NOOLIO

古賀明暢
Selected Cover Songs 2021 #56

古賀明暢

選曲家 / DJ
Title

Slippery People

Artist
The Staple Singers
Original
Talking Heads – Slippery People

2021年はDavid Byrne’s American UtopiaがSpike Lee監督による映画として上映され、改めてTalking Heads 時代の名曲が違った形でパフォーマンスとして演奏されて感動した人も多いと思います。それで思い出したのがこのカバー曲、当時はレア盤で手に入れる事が出来なかったこのバージョンも現在ではYouTubeで簡単に見つかります、色あせない名カバー曲。
YouTube

Profile

1980年代より千駄ヶ谷「ライズバー」にてDJスタート。原宿「Club D」、青山「Maniac Love」、芝浦「Gold」。渋谷「la duc」や下北沢「Nyahbighi」等クラブ飲食店のオーガナイズも務める。また、サル・インターナショナル在籍時からパリコレクションや東京コレクションのファッションショー、FM東京「FMトランスミッションバリケード」、衛星デジタル音楽放送セントギガ等の選曲やディレクターを務める傍ら、楽曲制作やリミックスも手掛ける。代表曲に阿川泰子のアルバム『missA』、YMOのカバーアルバム(Club King 桑原茂一氏プロデュース)『YMOのカバ』より「FIRE CRACKER “ADVENTURE OF GARUDA”」等のリミックスがある。現在は拠点を地元福岡に移し活動中。
Our Covers #023 古賀明暢

TSUTCHIE
Selected Cover Songs 2021 #57

TSUTCHIE

プロデューサー
Title

I Wanna Be Your Lover

Artist
Corinne Bailey Rae
Original
Prince – I Wanna Be Your Lover

Prince、Corinne Bailey Rae、どちらも大好きなアーティストなのでとても俺得な一曲。リリースからもう11年経ってますが、毎年どこかのDJ現場でかけさせて貰ってます。

Profile

ヒップホップ・グループのひとつ<Shakkazombie(シャカゾンビ)>のトラックメイカー、プロデューサーとして3枚のアルバムをリリース。同時に、数多くのアーティストのリミックスやプロデュースを手がけている。近年ではヒップホップに止まらずあらゆるジャンルを横断する音楽プロデューサーとして活躍中。
2002年にファースト・ソロ・アルバムをリリースし、2003年には録音からミキシングまでほぼ一人で制作したセカンド・ソロを発表。2004年にアニメ「サムライチャンプルー」のサウンドトラックを2枚、2015年にはアニメ「GANGSTA.」のサウンドトラックをリリース。最近ではレコーディング、マスタリングエンジニアなども行い、更には2011年より自身のレーベル「SYNC TWICE」を立ち上げ、自身の作品を始め柳田久美子、ランランランズ、TOMMY HONDAなどの音源をリリース。詳細は下記のリンクまで。
LinkCore
Our Covers #028 TSUTCHIE

Magictouch(DUPER GINGER)
Selected Cover Songs 2021 #58

Magictouch(DUPER GINGER)

レコード愛好家 / DJ
Title

Here, There and Everywhere

Artist
荘村清志(ギター)編曲:武満徹
Original
The Beatles – Here, There and Everywhere

カバーには単にカバーした楽曲と自身の楽曲に昇華させたカバーがあると思いますが、このアルバムに収録されているカバーは後者の極み。クラシック・ギターによる演奏カバーなので歌はありません。それなのに歌の息使いを感じる。聴こえてくる。武満徹さんのオリジナルに対する深い愛情を起点とし、荘村清志さんとの組み合わせによって生み出されたこのカバーは、新規性、進歩性、技術的思想、創作、すべてが極めて高度な次元(発明・特許要件ですね笑)。ビートルズ屈指の名曲であることを置き去りにするくらい自身たちの楽曲にトランスフォーメーションしています。 長く愛聴させて頂いておりますが、コロナ禍のステイホーム期間においては特に重宝致しました。ギターのフィンガリングノイズ等のゴーストノートも含め、やや俗な言葉となりましたがf/1ゆらぎがふんだんに出ていて、心の洗濯ができるはずです。

Profile

1978年生まれ。CD / レコード・ショップ勤務を経て現在は某ミュージシャンの会社に所属。暇さえあれば大小様々のリユースショップでレコードをディグ。ときに解体屋から廃品回収の方々ともレコードの為に密接にお付き合い。今の所は趣味の範囲。和モノのブレイクを多数サンプリングしてメガミックスした『KYOSOKU』シリーズが成果物。ディグしたレコードはその都度Instagramに掲載中。
SoundCloud
Instagram
Our Covers #072 Magictouch(DUPER GINGER)

松永良平
Selected Cover Songs 2021 #59

松永良平

ライター / 編集
Title

BALLET FOR A RAINY DAY

Artist
YOSSY
Original
XTC – Ballet for a Rainy Day

滴り落ちるしずくにまで意識が宿るようなカヴァーです。

Profile

1968年、熊本県生まれ。雑誌/ウェブを中心に記事執筆、インタビュー、CDライナーノーツ執筆など。著書『ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック』『20世紀グレーテスト・ヒッツ』、『コイズミシングル』(小泉今日子ベスト・アルバム『コイズミクロニクル』付属本)、編著『音楽マンガガイドブック』、翻訳書にテリー・サザーン『レッド・ダート・マリファナ』、ブライアン・ウィルソン『ブライアン・ウィルソン』自伝。編集担当書に朝妻一郎『ヒットこそすべて』、小野瀬雅生『小野瀬雅生のギタリスト大喰らい』、『ロック画報/カクバリズム特集号』など。
Our Covers #021 松永良平
松永良平 Interview

asuka ando
Selected Cover Songs 2021 #60

asuka ando

Lovers Rock Reggae Singer
Title

Mary Jane (All Night Long)

Artist
Mary J. Blige
Original
Mary Jane Girls – All Night Long

『My Life』リリース25周年だった本年、わたくしのMary熱が再燃。ほぼ90年代R&Bしか聴かなかった印象の2021年でした。

Profile

メロウすぎるにもほどがある© Lovers Rock Reggae Singer。
これまでのリリースはオリジナル・ソロ・アルバム2枚、『mellowmoood』(2015年)『あまいひとくち』(2018年)の他、さまざまなアーティストからラヴ・コールを受けコラボ & 客演の7インチなどなど。Reggaeに捉われずフットワーク軽く楽しんでいる。現在は音楽制作のかたわら、敬愛するクリエイターたちとのコラボレート商品の企画にも夢中。2022年にはようやく3rdアルバムがリリースされそう!
Linkfly
Our Covers #016 asuka ando

ロボ宙
Selected Cover Songs 2021 #61

ロボ宙

MC
Title

I’ve Got You Under My Skin

Artist
Lou Rawls and Biz Markie
Original
Virginia Bruce – I’ve Got You Under My Skin

今年はbizやricky powell、shock Gなど大好きなアーティストが亡くなった。少しでも受け継いで次に伝えようと思う。今でもいいし 永遠にいい。
YouTube

Profile

大阪で 同時多発で色々起こった様々なカルチャーに影響を受けて脱線3で活動開始。多くのHip Hopの初期Old Schoolアーティストらと共演。Beastie BoysのG-Son Studiosでの録音を含む3枚のアルバムを発表。スチャダラパー3本目のMICとして、全国津々浦々ライブ活動中。ソロとしては2002年にアルバム『銀河飯店』を、2017年末には『Scrappin』を会場限定で発表。
2018年 アルバム『Scrappin』を自身のレーベル《omiyage》から本格的に流通。
2018年4月 『Scrappin』のアナログを自身のレーベル《omiyage》と《Jet Set Records》から発表。
2019年4月 シングル「Nearby Town」、7月 曽我大穂とのユニット《a-ho-bo》でカセットテープ『a-ho-bo』を発表、11月 会場限定CDrとカセットテープのみで発表していた「Near by Town / Walking」の2曲を7″で発表。
サンプラー1台でのソロのLiveから色々な 音楽家達とのSession/即興/客演。Rapは勿論、朗読や言葉、声を使った表現Styleで、フットワーク軽く色々なフィールドで活動中。
Our Covers #032 ロボ宙

DJサモハンキンポー
Selected Cover Songs 2021 #62

DJサモハンキンポー

MAD LOVE Records / 思い出野郎Aチーム
Title

遥かな微笑み ー黄土高原ー

Artist
飯島真里
Original
坂本龍一 – 黄土高原

2021/11/20に小岩BUSHBASHで行われたAIWABEATZの7inch「Pearl Light」リリースパーティーでのYAMAANさんのAmbient Dancehall setがとにかく素晴らしかったんですが、その中でピークタイムに放たれたこのカヴァーに完全にやられました。

Profile

MAD LOVE Records主催、思い出野郎Aチームのパーカッショニストという顔を持ちながら、焚書舎にて編集も手がけている。大小問わず数々のパーティーにDJとして出演し、夜の夢を詮索中。
funshosha.stores.jp
madlove.thebase.in
Twitter
Instagram
Our Covers #042 DJサモハンキンポー

Our Covers

Yukitomo Hamasaki
Our Covers #074

Yukitomo Hamasaki

mAtter
Jimmie Soul
Our Covers #073

Jimmie Soul

Radio DJ
Magictouch<br>(DUPER GINGER)
Our Covers #072

Magictouch
(DUPER GINGER)

レコード愛好家 / DJ
木暮晋也
Our Covers #071

木暮晋也

ヒックスヴィル / ギタリスト / ソングライター

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Red Hot Chili Peppers – If You Want Me To Stay [Sly & the Family Stone]
EyeTube #920

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EyeTube #919

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EyeTube #918

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Paul Weller feat. Boy George – You’re the Best Thing [The Style Council]
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