Title
ブルー・ライト・ヨコハマ
Artist
園まり
Original
いしだあゆみ - ブルー・ライト・ヨコハマ
数ある「ブルー・ライト・ヨコハマ」のカヴァーの中でも出色。清廉なお色気が漂う園まりヴァージョンは、いしだあゆみの小唄風歌唱よりもかなり情が深い。
Title
誰もいない海
Artist
佐良直美
Original
大木康子 - 誰もいない海
71年のアルバム『素晴らしいフォークの世界』より。服部克久の優雅なアレンジ。余計な飾り気のないストレートな歌声がフォーク調の曲によく合っている。
Title
別れのブルース
Artist
青江三奈
Original
淡谷のり子 - 別れのブルース
昭和元禄時代の新・ブルースの女王が、元祖・ブルースの女王をカヴァーする醍醐味。持ち前のハスキー・ヴォイスから醸し出される寂寥感がせつない。横浜が舞台の歌という相性の良さも。
Title
真赤な太陽
Artist
黛ジュン
Original
美空ひばり - 真赤な太陽
諸事情により、見本盤のみが作られて未発売に終ったことで知られるカヴァー。四半世紀を経て発売されたものを初めて聴いて、持ち歌の如く見事な歌いっぷりに感心させられた。
Title
愛のさざなみ
Artist
奥村チヨ
Original
島倉千代子 - 愛のさざなみ
ハマクラメロディの大傑作は、不思議な浮遊感に満ちた島倉の歌唱以外考えられないが、このカヴァーだけは別。「恋の奴隷」で新境地を拓いたチヨの甘ったるい歌声は萌える。
Title
恍惚のブルース
Artist
森進一
Original
青江三奈 - 恍惚のブルース
独特のハスキー・ヴォイスから“ため息路線”で共に売り出された青江三奈のデビュー曲だが、森が歌ってもまったく違和感がない。所収アルバム『女ごころを唄う』ではポップな楽曲のカヴァーも。
Title
わたしの彼は左きき
Artist
山口百恵
Original
麻丘めぐみ - わたしの彼は左きき
オリジナル6曲+邦楽カヴァー6曲で構成されたセカンド・アルバム『青い果実/禁じられた遊び』より。阿久悠と筒美京平の作品とはあまり縁のなかった百恵だが、筒美メロディも軽やかに歌いこなしていて、歌の巧さがよく判る。
Title
恋人がサンタクロース
Artist
松田聖子
Original
松任谷由実 - 恋人がサンタクロース
ユーミンの名盤『SURF&SNOW』収録曲のカヴァーながら、当時は松田聖子のオリジナルだと思っている者も少なくなかった。後に連なるユーミン&聖子コラボの発端となった重要なカヴァー。
Title
砂に消えた涙
Artist
北原佐和子
Original
ミーナ - 砂に消えた涙
桑田佳祐も愛したエヴァーグリーン。60~70年代に多くの歌手に歌われた後、時を経てのカヴァーだったが、声質もピッタリで抜群にチャーミング。「夢で逢えたら」のカヴァーからの流れというのがまた素晴らしかった。
Title
マイ・ウェイ
Artist
加山雄三
Original
Frank Sinatra - My Way
自らの作曲によるオリジナル作品以上に、洋楽スタンダードの歌唱に定評がある若大将。特にこの曲のカヴァーは圧巻で、日本人で右に出る者はいないだろう。