ディスク・ボイジャー<br>“酒ソングに乾杯!”
feature #150

ディスク・ボイジャー
“酒ソングに乾杯!”

魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》がお贈りする、カヴァーソング桃源の世界。

野田晋平(パライソレコード)
Ep.41 / 1 Sep. 2023

←Ep.40

音楽とは切っても切れない!? 酒をタイトル、歌詞、にした曲はたくさんあります。そして名曲ゆえカヴァーソングも然り。というわけで今回は酒にちなんだ曲がテーマ。酒は飲んでも飲まれるな。良い酒、悪酔いその他もろもろカヴァーに乾杯!

Title

山谷ブルース

Artist
ダウンタウン・ブギウギ・バンド
Original
岡林信康 – 山谷ブルース

「今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ」日雇い労働者の吐露を歌ったフォークシンガー岡林信康のデビュー曲である「山谷ブルース」は森進一はじめ演歌歌手によるカヴァーが数多く存在しますが、これは異色!? のちに「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」などをヒットさせるダウンタウン・ブギウギ・バンド1974年のデビューアルバムに収録の「山谷ブルース」。まるでレッド・ツェッペリンばりのハードロッキンなアレンジ!

Title

酒とバラの日々 (Days of Wine and Roses)

Artist
Blossom Dearie
Original
Henry Mancini – Days of Wine and Roses

アルコールに溺れてゆくカップルの悲劇を描いた1962年のアメリカ映画『酒とバラの日々』のテーマソングである同名曲は映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニ作によるムードサウンド的名曲で、アンディ・ウィリアムスのポップスアレンジによるヒットはじめスタンダードとして数多くのカヴァーが生まれます。こちらはキュートボイスの女王、ジャズシンガー、ブロッサム・ディアリーによるヴァージョン。ボッサ調のビートも洒落てますね!

Title

Rum & Coca Cola

Artist
The Andrews Sisters
Original
Lord Invader – Rum and Coca-Cola

アメリカを代表する姉妹グループ、アンドリュース・シスターズの大ヒット曲「ラム&コカコーラ」はコーラスグループの定番として数多くのカヴァーを生み出すことになります。アメリカではエンターテナーのモーリー・アムステルダムが作詞し、ジェリ・サリヴァンとポール・バロンが作曲したものとされていますが、トリニダートではライオネル・ベラスコが作曲し、カリプソシンガーとしてもロード・インヴェイダーが作詞した同曲が存在し、アムステルダムがトリニダートへ訪れた際に持ち帰ったのではないか? ということで法廷騒ぎにもなった曰く曲でもあります。当のアンドリュー・シスターズはその経緯について全く認識してなかったそうで、なんの淀みもない至宝のコーラスを武器に強烈なオリジナリティで魅せてくれます!

Title

Tequila

Artist
Perez Prado
Original
The Champs – Tequila

米ガレージバンド、チャンプスがオリジナル。おそらく誰もが知ってる酒ソングの定番といえばコレじゃないでしょうか! 酒場の盛り上げに吹奏楽の定番にと引っ張りだこですが、こちらはマンボの帝王ペレス・プラードによる世界ヘビー級の豪快ヴァージョン。天下一品の「ウッ」の掛け声もこってり増量です!

Title

Beer Drinkers and Hellraisers

Artist
Mortorhead
Original
ZZ Top – Beer Drinkers and Hellraisers

ハードロック~ヘヴィメタ~ハードコアなど後世に多大なる影響を与えたレミー・キルミスター率いるモーターヘッドがZZトップの「Beer Drinkers and Hellraisers」をカヴァーしたアルバム製作時のセッション録音。ジャックダニエルのコーラ割りを水代わりに飲んだと言われるエヴリデイ・ドリンキンな伝説漢レミーですが、彼にとってビールとは薄い麦茶くらいだったのでしょうか。。

Title

Spill the Wine

Artist
The Isley Brothers
Original
War – Spill the Wine

ブルーズ~ロック~ファンク~ラテン~ディスコと音楽シーンを駆け抜ける一大グループとなるウォーがアニマルズのエリック・バートンとともにリリースしたデビュー曲「Spill the Wine」をカヴァーした、アイズレー・ブラザーズ70年代の傑作のひとつ『Givin’ It Back』からの1曲。オリジナルに忠実なアレンジですが、バートンのシャウト系ヴォーカルとは違いファルセット~ハイトーンなヴォーカルが〈ワインこぼした〉感強めですかね。アイズレーのこのアルバムはスティーヴン・スティルス「Love the One You’re With」ほか名ヴァージョン目白押しなカヴァーソングの宝庫!

Title

Bad Bad Whiskey

Artist
吉田類
Original
Amos Milburn – Bad Bad Whiskey

オレたちの月9『吉田類の酒場放浪記』放送開始10周年を記念してリリースされたサウンドトラックより、番組エンディングでもお馴染み、酒に関する曲を多く歌ったR&Bシンガー、エイモス・ミルバーン「Bad Bad Whiskey」を吉田類本人が歌うという珍ヴァージョン。酔いどれ感満点の千鳥足ヴォーカルがたまらんですね。須永辰緒プロデュースによるブルーズジャズなアレンジも美酒!

Title

ワインレッドの心

Artist
美空ひばり
Original
安全地帯 – ワインレッドの心

日本で一番歌がうまいと言われる男性歌手、玉置浩二が率いた安全地帯の名曲「ワインレッドの心」を日本で一番歌がうまいと言われる女性歌手、美空ひばりがカヴァーするというとんでもねぇテレビ番組での衝撃映像。この重厚感にひれ伏すほかなし。ラーメン特盛を頼んでしまったくらい豪快過ぎるシメ!

https://youtu.be/S2785umUWqM?si=4erDmxk3W0iL1VT3

(つづく)

Profile
魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》主宰。世界中の魅惑サウンドを探し求め、中古レコードをメインに(ほぼ)毎日新入荷を更新中。 http://paraisorecords.com/
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