ディスク・ボイジャー<br>“夏だ! 海だ! ビーチボーイズだ!”
feature #146

ディスク・ボイジャー
“夏だ! 海だ! ビーチボーイズだ!”

魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》がお贈りする、カヴァーソング桃源の世界。

野田晋平(パライソレコード)
Ep.40 / 27 Jul. 2023

←Ep.39

ついに夏到来! といわけで今回はアメリカが誇るモンスターバンド、ビーチボーイズのカヴァーソングを特集。海、サーフィン、車、ボーイ・ミーツ・ガールな夏の陽気を歌った初期から、『ペットサウンズ』など次第に憂を帯びたインドアポップへと移り変わる中後期までその数は無数!? みんなビーチボーイズが大好きだ!

Title

Surfin’ USA

Artist
French Frith Kaiser Thompson
Original
The Beach Boys – Surfin’ USA

ジョン・フレンチ(キャプテン・ビーフハート)、フレッド・フリス(ヘンリ・ーカウ)、ヘンリー・カイザー、リチャード・トンプソン(フェアポート・コンベンション)というアヴァンミュージックシーンで暗躍する面々が集結した1987年作より、ビーチボーイズの最初のヒットソング「Surfin’ USA」のカヴァー。さぞ解体したアレンジかと思いきや、もはやコミックソングともいえるような体育会系全力ヴァージョンでズッコケる!?

Title

California Girls

Artist
David Lee Roth
Original
The Beach Boys – California Girls

ヴァン・ヘイレンの初代ヴォーカリストとして陽気な80年代のアメリカを体現したデヴィッド・リー・ロスのソロアルバムより初期の名曲「California Girls」のカヴァー。水着のおねえちゃん達をはべらすというザ・王道のビデオクリップもまさにこの人のキャラにハマり過ぎている!

Title

I Get Around

Artist
Red Hot Chili Peppers
Original
The Beach Boys – I Get Around

まさに御陽気サイドな初期ビーチボーイズを象徴するハンドクラッピンな名曲「I Get Aroud」をあのレッチリがカヴァー!? ラモーンズ、イギー・アンド・ザ・ストゥージズ、ニール・ヤング、デヴィッド・ボウイなどロック殿堂入りを果たしたアーティスト達の曲を取り上げたライヴEPからの1曲。レッチリ流アレンジかと思いきや非常にオリジナルに忠実にやってます。しかしベースはブンブンいってます。

Title

Don’t Worry Baby

Artist
Keith Moon
Original
The Beach Boys – Don’t Worry Baby

モッズ~英国ロックの伝説ザ・フーの豪傑ドラマー、キース・ムーンにもビーチボーイズのカヴァーが! 1975年に残した唯一のスタジオアルバムより、初期バラードの名曲「Don’t Worry Baby」。豪華ゲストミュージシャンをバックにそのヘロヘロヴォーカルを響かせるモンドなヴァージョン!? その拙さが逆にキュンときますな。

Title

Good Vibrations

Artist
Todd Rundgren
Original
The Beach Boys – Good Vibrations

海、サーフィン、車、ボーイ・ミーツ・ガールな世界観からの脱却を図り、よりインドアなサウンドへとシフトして行った中期ビーチボーイズ。良質な作品をリリースしながらもセールス的にはかつての勢いを失っていくこととなりますが、そんな時期に生まれた「Good Vibrations」は唯一と言っていいほどのヒットを収め、彼らの代表曲ともなり、数々のカヴァーを生むこととなります。こちらはポップ狂人トッド・ラングレンによるヴァージョン。あの幾重にも重なるハーモニーを伝家の宝刀〈多重録音〉でやってのけたカヴァーというかもはや贋作的意図も感じてしまうほどのクオリティ!

Title

I Just Wasn’t Meant for These Times

Artist
Hugh Masekela
Original
The Beach Boys – I Just Wasn’t Meant for These Times(駄目な僕)

「Grazing in the Grass」などのヒットで知られるアフログルーヴとジャズを掛け合わせた南アフリカ出身の管楽器奏者&コンポーザー、ヒュー・マセケラがその歌声を豪快に披露した1967年のアルバムから、ビーチボーイズ歴史的傑作『Pet Sounds』に収録の「I Just Wasn’t Meant for These Times(駄目な僕)」のカヴァー。おおらかなアフリカングルーヴの上をいくおおらか過ぎるヴォーカル!?

Title

Disney Girls

Artist
Cass Elliot
Original
The Beach Boys – Disney Girls

「夢のカリフォルニア」などで知られるママス&パパスの「ママ・キャス」ことキャス・エリオットによるビーチボーイズ、中期自主レーベル《Brother》からリリースした名盤『Surf’s Up』に収録の「Disney Girls」のカヴァー。憂を帯びたこの名曲がキャス至宝のヴォーカルで再現された珠玉のヴァージョン!

Title

God Only Knows

Artist
Wilson Phillips
Original
The Beach Boys – God Only Knows

鉄壁のメロディ&ハーモニーと高い音楽性により数多くのビーチボーイズチルドレンを生み出し続ける彼らですが、こちらは本当の実子たちによるカヴァーソング。ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの娘カーニーとウェンディ、そしてママス&パパスのジョン・フィリップスとミシェル・フィリップスを両親にもつチャイナ・フィリップスによるウィルソン・フィリップスがビーチボーイズやママス&パパスなどの名曲を取り上げた2012年アルバム『Dedicated』でカヴァーした「God Only Knows」。その遺伝子は確実に引き継がれています!

(つづく)

Profile
魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》主宰。世界中の魅惑サウンドを探し求め、中古レコードをメインに(ほぼ)毎日新入荷を更新中。 http://paraisorecords.com/
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