魅惑のオンラインショップ《パライソレコード》がお贈りする、カヴァーソング桃源の世界。

野田晋平（パライソレコード）
Ep.13 / 10 Mar. 2021

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先月の「節分」に続き、3月は「桃の節句」こと「ひな祭り」（3月3日に合わせてリリースするするつもりが間に合いませんでした）。というわけで今回は女性芸能人によるカヴァー曲特選。「桃の節句」だけに若干「セックシー」よりなセレクトになってしまいました。

「うっせぇわ」という曲が流行ってますが、「うざったいわね」と言えば北原理絵さん。日活ロマンポルノ女優から歌手、そして作家となった彼女のアート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ「Mornin’」の日本語詞カヴァー。確かにすごくうざったそうな歌い方です。
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「グラビア界に黒船来襲！？」と騒がれたアメリカ出身リア・ディゾンが人気絶頂の2007年にリリースしたアルバム「Destiny Line」より（確か初回版のみ収録）のカルチャー・クラブ「Time」のカヴァー。幼少期より音楽に親しんできたという彼女。なかなか本格的ですな！
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もちろん泊まったことはないけれど、なんかすごいことは知っているヒルトンホテルの令嬢として華々しく芸能界デビューしたパリス・ヒルトン。最近何度目かの婚約をしたことも話題になってますが、DJ活動もするなど音楽活動もお盛ん。2006年のアルバムではロッド・スチュワート「Da Ya Think I’m Sexy?」のカヴァーを披露してます。本家に忠実なディスコティークなアレンジ。「My Way」しかり、この曲もこんくらい豪快な人しか歌えませんね！
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2017年に『ツイン・ピークス』に出演するなどシンガーソングライター、モデル、女優などまさにポップアイコンとしてマルチに活動するスカイ・フェレイラ。彼女は10代の頃から《Myspace》などで自身の音源を発表してきましたが、そんな中の1曲がこちらの「Hppy Dre」。Dr.ドレーによるG-Funkクラシック「Still Dre」をオケにビートルズ「Happiness Is a Warm Gun」の歌詞をのせるという離れ技マッシュアップを成し遂げた名曲！
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あの篠原涼子や後にEast End×Yuriでブレイクする市井由理などを輩出したアイドルグループ、東京パフォーマスドールのリーダー、木原さとみがオリジナル発売と同年の1995年にリリースしたカーディガンズ「カーニヴァル」の日本語カヴァー。ザ・スウェディッシュポップ！（死語）。懐かしいですなぁ〜
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こちらはボーナストラックとして。クレジットはわかりませんがほぼカヴァーでしょうということで人気セクシー女優たちによるユニット、恵比寿マスカッツによる2012年のEP盤より、これほぼもうデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの「Come on Eileen」でしょうなカヴァー（もしくはオマージュ）。オリジナルは男臭いロッククラシックですが、なぜか許せてしまうのは悲しき男の性…
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（つづく）