中村かづき
Our Covers #088

中村かづき

ココアイル・ミュージック・マーケット店主

普段お店にいる時、ご来客中や商品の品出しをしている時以外の時間はほとんどハワイのローカルFM(あちらのFMはハワイ産を中心にずっとレゲエ)を垂れ流しにしています。脳みそ溶けちゃいそう…。そんな極々個人的な趣味であるハワイアン・レゲエの中から、大好きなカヴァー曲を選んでみました。

Book of Rules
Title

Book of Rules

Artist
Ten Feet
Original
The Heptones - Book of Rules
元曲は、映画『ROCKERS』でも流れる言わずと知れたHeptonesのレゲエ・クラシックス。〈土埃〉を感じさせるジャマイカ産まれの楽曲も、ハワイでカヴァーされると、こんなにも〈海〉を感じさせるナンバーに生まれ変わるのかと。カヴァーの妙を知りました。
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Island Feeling
Title

Island Feeling

Artist
Da Famili
Original
Aswad - Feelings
〈Da Famili〉だなんてピジン・イングリッシュ全開な名前のファミリー・グループが、Aswadの「Feelings」を「Island Feeling」と少し替歌にしてカヴァー。そう、ハワイのローカルなFMでは、AswadやUB40等往年のUKレゲエもよくプレイされる程人気なのです。聴いてお分かりの通り、まさしく〈アイランド・フィーリング〉な一曲!YouTube
Love
Title

Love

Artist
Nesian N.I.N.E. feat. Awa
Original
The Manhattans - Honey, Honey
フロントに4人が並ぶ絶妙なコーラス・ワークが売りの(ライブ・パフォーマンスは圧巻!)グループが、The Manhattans「Honey, Honey」をハワイアン・レゲエ・アレンジでカヴァー。イントロのドラムからの展開も元曲を土台にしながらも、オリジナルなサウンドに仕上げているのは中々に。元曲と聴き比べてみるのも一興かと思います。
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God is Love
Title

God is Love

Artist
Jay.Keyz
Original
Marvin Gaye - God Is Love
僕の中でリアルに天才、神、と最大限のリスペクトを惜しまないアーティスト=Jay.Keyz。ハワイのミュージック・シーンで鍵盤奏者として活躍しつつ、自身のヴォーカルに依る作品も多数発表している中に極上のカヴァー曲も。Marvin Gayeの不朽の名曲「What's Going On」の7インチ・カップリング曲であるメロウ・ソウル「God Is Love」が、Jay.Keyzの手に掛かればこうなります ↓
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Youʻre Still the One
Title

Youʻre Still the One

Artist
Bimwala & Jasmin Nicole
Original
Shania Twain - You're Still the One
続々と新たなタレントが誕生しているハワイアン・レゲエ界、このJasmin Nicoleもそんな一人。ブルージーな唄声が魅力の女性シンガーがカヴァーしたのは、Shania Twainの1998年大ヒット曲。元曲の世界観を受け継いだ、〈夜の海〉を感じさせるサウンドに引き込まれます。
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Isn't She Lovely
Title

Isn't She Lovely

Artist
Kolohe Kai
Original
Stevie Wonder - Isn't She Lovely
ハイスクールの同級生とバンドを結成 → ハイスクール在籍時にCDデビュー → CDが大ヒット → ハワイのみならず米本土やニュージーランドのフェスでも大人気 → 忙し過ぎて大変!(環境の急変に戸惑う) → 全て予定をキャンセルして1年超の世界サーフ・トリップへ…。なんて典型的なロコ・ボーイのローマン君がStevie Wonderの大名曲をカヴァー、なんとも優しい仕上がりですね。
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Sweet Thing
Title

Sweet Thing

Artist
Anuhea
Original
Rufus & Chaka Khan - Sweet Thing
ハワイアン・レゲエ・シーンを代表する女性シンガ-と言えばこの人、Anuheaさん。2009年のデビュー以来、そのハスキーでチャーミングな唄声を武器に数多くの(本当に!)ヒット曲を輩出してきましたが、基本的にシンガーソングライター気質な彼女。そのほとんどがオリジナル・ソングなのですが、数少ない貴重なカヴァー曲がこちら。Rufus & Chaka Khan ~ Mary J. Blige ~ そしてハワイへと。
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Nothing Can Change This Love
Title

Nothing Can Change This Love

Artist
Troy Fernandez feat. Lukela
Original
Sam Cooke - Nothing Can Change This Love
そして、ハワイアン・レゲエ・シーンを代表するバンドの一つが、マウイ島出身のEkolu 。そのEkoluのヴォーカルを務めるルケラをフィーチャーして、〈ウクレレの神様〉なんて呼ばれるウクレレ・マスターがカヴァーしたのはSam Cookeのソウル名曲。ルケラのシルキーな唄声と繊細なウクレレの音色が絶妙に絡み合う、優しさしか無い世界がここに。
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Come on Over
Title

Come on Over

Artist
Fiji
Original
Bee Gees - Come on Over
そしてそして、ハワイアン・レゲエ・シーンを代表するシンガーと言えばこの人しかいません、その名もFiji 。ハワイで開催されるビッグ・フェスの大トリを常に務める、存在もその体躯も本当に〈ビッグ〉な Fijiさん。そんな彼のライブでも定番(観衆みんなで大合唱!)なのがこのカヴァー曲、Bee Gees ~ Olivia Newton-Johnと歌い継がれる名曲を、スティールギターの調べと共に。
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Ride or Die
Title

Ride or Die

Artist
Tenelle feat. Fiji
Original
Mikey Dread - The Black Star Liner
Barbra Streisand & Barry Gibb - Guilty
最後の一曲、これは厳密にはカヴァーとは言えないのですが…。数多くのアーティストをフックアップしてきた(あの J Boog も!)事でも有名なFijiさんとソウルフルな唄声が身上の女性シンガーTenelleとのコンビネーション・ナンバー。レゲエ・クラシックMikey Dread「The Black Star Liner」のトラック&ソウル名曲Barbra Streisand & Barry Gibb「Guilty」のフレーズ使い、レゲエとソウルがハワイで出会った結果、最高でしかない一曲となっているので是非聴いていただきたく。
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Profile

東京・渋谷のファイヤー通りに店鋪を構えるレコード・ショップ、ココアイル・ミュージック・マーケットの店主。
coco-isle.com

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