酢豆腐
Our Covers #056

酢豆腐

月刊和レゲエ / イラストレーター

『月刊和レゲエ』はいわゆる和レゲエ〜ダンスホール、ダブまで割と何でもありな感じでその分ネタは豊富です(笑)。その方向でレアグルーヴから最近の曲までジャパニーズ・レゲエのカバーものを10曲選びました。

ホテル・カリフォルニア
Title

ホテル・カリフォルニア

Artist
タンポポ
Original
Eagles - Hotel California
70年代姉妹フォークデュオのイーグルス・カバーです。ダークな原曲の歌詞の風景がここでは熱海の観光ホテル風に解釈されていて、それにしては曲調が妙にシリアスだな〜っていう感じでチグハグではあるんですが(笑)。原曲のレゲエ・テイストがちゃんと移植されてるのはいいところで、それゆえに捨てがたい一曲となっています。
イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
Title

イングリッシュマン・イン・ニューヨーク

Artist
長山洋子
Original
Sting - Englishman in New York
原曲に忠実なタイプのカバーです。ストレートに歌の上手さで勝負してて、意外と普通に良カバー。女性視点になっていて彼がイングリッシュマンという関係性での歌詞にしてある感じです。
ROMANCE
Title

ROMANCE

Artist
坂本龍一
Original
Stephen Foster - Jeanie with the Light Brown Hair
たまたま最近、母親がリコーダー教室で習ってきたこの曲を吹いてて、確認したら原曲は沖縄民謡じゃない事が判明してビックリしました! もしかして、この曲が好きでフォスターの原曲を知らないほうがビックリされちゃうんでしょうか?(笑)。
Let It Be
Title

Let It Be

Artist
上々颱風
Original
The Beatles - Let It Be
無国籍・ビートルズ・レゲエという感じのカバーで面白いですね〜。沖縄のこぶしは本当に心がほぐされる感じがあるんですが、先のフォスターのカバーもそうですし、この曲だったりネーネーズの「No Woman No Cry」しかりレゲエで歌っても違和感なくすんなり入ってくる感覚は南半球的な共通点に由来するっていうのは、色んなところで既に言われてるところなんですけど本当にそうですよね(笑)。実際にビートルズの和レゲエ・カバーとしては中西俊夫の「Rain」カバーがありますが、比較すると沖縄とジャマイカの緯度の近さがだいぶ武器になってる感じです。
It's so different here
Title

It's so different here

Artist
dip in the pool
Original
Rachel Sweet - It's So Different Here
Rachel Sweetの原曲もかなり良くてオブスキュア風味なアンニュイ・ホワイト・レゲエな感じです。dipのカバーはデジタル・レゲエ・バージョンですね。実はそもそもレゲエにハマったのはまだここ2、3年です(笑)。その前に、そもそもWillieさん等の紹介している和レアリックに超ハマってたんですが、日本のレゲエを知っていくと、和レアリックで知ってる曲がかなりあって、レゲエと意識しないで聴いてたと思います。で、和レアリックな和レゲエ・カバーで思いつくのは見岳アキラ「君は完璧さ」(82)、大森隆志「Little Wing」(82)大村憲司「Rikki Don't Lose That Number」(83)七福神「Gin Gin」(88)とかもありますが、その話はおいといて(笑)。話が飛ぶんですが、海外のディープなディガーのMixが毎日サンクラにあがる昨今、聴いてると上田正樹の「渚でジャバ」がかかったりMogwaaが坂本龍一の「Moving On」をかけてる! とかあるんですよね。Barbara Boeingが小泉今日子の「Kyon Kyonはフツー」をフェイバリットにあげてたり、チエコ・ビューティーさんの曲をYoutubeにあげてるディガーもいるんで、その辺りから世界的な和レゲエ・ブームくるんちゃうか? という期待を密かにしてます(笑)。
Rikki Don't Lose That Number
Title

Rikki Don't Lose That Number

Artist
政風会
Original
Steely Dan - Rikki Don't Lose That Number
井出靖プロデュースのカバー企画ものコンピの第2弾のほうに入っています。インストで清涼感があるクラブ・トラック風のカバーで夏向きな感じです。
Why
Title

Why

Artist
EPO
Original
Carly Simon - Why
90年代にロンドンで活動した時期の曲が今聴くと大変素晴らしくて、プリンスのカバーも好きです。UK Street Soulの雰囲気がある和レゲエで、その辺りのリバイバル状況で改めて発見された感じの一曲です。
Born Slippy
Title

Born Slippy

Artist
曽我部恵一と井の頭レンジャーズ
Original
Underworld - Born Slippy
これはやっぱり井ノ頭レンジャースのカバーで一番ウケたので入れときたい(笑)。ギャップ度のインパクトで優勝なんですけど、ファニーなリラクシン・レゲエなアレンジがめちゃ良い塩梅です。
ジャマイカン・アフェアー
Title

ジャマイカン・アフェアー

Artist
岡崎友紀
Original
テレサ野田 - トロピカル ラブ
ジャパニーズ・ラバーズで結局はこれが一番好きな曲で、あらためて本当に素晴らしいです。歌詞と曲の完璧なマリアージュという意味では加藤和彦&安井かずみコンビの最高傑作。そして原曲以上にアーバン度とファンタジー感が増してる感じがします。「話しかけようか じれる気分に BACARDI」からの「 ほどよく酔えば 聴こえるレゲエ」という歌詞は短歌のようで「レゲエ〜♪」のリフレインにはほとんどミュージカル的な歓喜を感じる(笑)。あらためてやっぱりスーパー神曲。
天使のささやき(WHEN WILL I SEE YOU AGAIN)
Title

天使のささやき(WHEN WILL I SEE YOU AGAIN)

Artist
小泉今日子
Original
The Three Degrees - When Will I See You Again
Ram Jam WorldのトラックにChappieのラガ・マフィンが乗っかるラガ・ジャングル仕様なステッパーズです。元・夫婦だった永瀬正敏の「ハイスクール・デイズ」もカバーもの和レゲエで、どちらを選ぶか迷ったんですが、丑年という事で牛のコスプレ・ジャケのこちらで!
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和レゲエ専門のミニコミ『月刊和レゲエ』をやっています。2月になり節分も過ぎてしまいましたが、ただいま徹夜でお正月号を執筆中です。
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